スプリンクラー事故から3年、優れた作品を届け続けるために・・・シンフォニエッタ静岡がクラウドファンディングを開始 - 吹奏楽・管楽器・打楽器・クラシック音楽のWebメディア Wind Band Press

Wind Band Pressもその活動に賛同し、Wind Band Pressの協賛団体にもなっている、静岡県を拠点とするプロの室内オーケストラ「シンフォニエッタ静岡」。

裾野市での公演でスプリンクラー事故が起き大きな損害を被ったことは当時Wind Band Pressでも記事にしています。

室内オーケストラ「シンフォニエッタ　静岡」が被害を受けた裾野市民文化センタースプリンクラー誤作動事故についての現時点でのまとめおよび支援方法、次回演奏会のお知らせ（2022/10/16時点）
https://windbandpress.net/18362

演奏だけでなく優れたプログラミングの評価も高いオーケストラですが、未だに裾野市からの補償はなく、経営が逼迫。演奏会の継続に向けて、クラウドファンディングが始まりました。

そこで今回、Wind Band Pressでもご案内をさせていただきます。

シンフォニエッタ静岡から、クラウドファンディングの詳細について情報を頂いておりますので、下記、掲載いたします。

シンフォニエッタ静岡　クラウドファンディング
スプリンクラー事故から3年　優れた作品を届け続けるために

プロジェクトページ
https://readyfor.jp/projects/Sinfonietta_2025

募集期間：10月1日(水) 09:00 ～ 11月28日(金)23:00
目標金額：300万円（All-or-Nothing方式）
お申込方法：WEBサイトから（カード払い、コンビニ払い、銀行振込）

シンフォニエッタ静岡では2005年の創立から20年、様々な作品を紹介してきました。私達演奏者も初めて触れる作品が多く、毎回の演奏会が刺激的でした。知られざる名曲の紹介は経営面では困難が多くありますが、応援して下さる皆様のおかげで活動を続けられたと感謝しております。

しかし2022年9月24日のスプリンクラー事故で私達の活動は一変しました。公演依頼を受けて訪れた裾野市民文化センターで、開場直前に舞台上のスプリンクラーから突如放水。放水量は凄まじく、目の前で大切な楽器や楽譜が壊れていく様に、驚きのあまり言葉がありませんでした。

事故から3年が経過しましたが未だに裾野市から補償されていません。楽器等の修理・買い替え、様々な事故対応や法的手続きにかかる費用も時間も多く、経営が逼迫。予期せぬ事故により厳しい状況に直面していますが、これを乗り越えて、これからも知られざる名曲の魅力を皆様に届け続けたいと願い、クラウドファンディングに挑戦することにいたしました。

プロジェクトは10月1日～11月28日まで、目標金額300万円、目標に届かなければご支援は全て返金になる「All or Nothing」方式です。ご支援の御礼としての「リターン」には、このクラウドファンディングのために製作するオリジナルクリアファイル、トートバッグのほか、最近の定期公演のライヴ録音非売品CD（モーツァルト、プーランク、ヴァレーズ）や、地元焼津市の（株）新丸正様ご提供「焼津かつおぶし詰め合わせ」をご用意しております。

皆様の温かいご支援は、私達にとって何よりの励みとなります。これからも多くの知られざる名曲を届けられるよう、ご支援を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

スプリンクラー事故について裾野市が対応をすべきですが、3年も放置されているわけですから、オーケストラの経営に大きな影響を与えていることは想像に難くありません。

トルヴェール・クヮルテットとのコラボレーション、H.O.リード「メキシコの祭」管弦楽版の日本初演、ネリベル「金管と打楽器のための音楽」日本初演、フランセ「トロンボーン協奏曲」日本初演、アルフレッド・リード生誕100年企画プログラムなどなど、吹奏楽や管楽器、打楽器愛好家にとっても貴重で重要なオーケストラです。

ぜひお力添えをご検討いただければ幸いです。

プロジェクトページ
https://readyfor.jp/projects/Sinfonietta_2025

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