<価格と発売日>
品名:ヤマハ サイレントブラス(TM) ※
・品番、価格
SB1X 68,000円(税抜)
SB2X 36,000円(税抜)
発売日:9月23日(金)
品名:ヤマハ ピックアップミュート(TM)
・品番、価格
PM1X 59,000円(税抜)
PM2X 27,000円(税抜)
発売日:9月23日(金)
品名:ヤマハ パーソナルスタジオ(TM)
品番:STX-2
価格:12,000円(税抜)
発売日:9月23日(金)
※「サイレントブラス」は「ピックアップミュート」と「パーソナルスタジオ」をセットにしたものです
◎初年度販売予定数:合計500セット(「サイレントブラス」のセットとして)
<製品の概要>
金管楽器の演奏音は音量が大きく、一般の住宅事情では消音器の装着を必要とする場面が多くあります。「サイレントブラス」はこうした問題を解決するために当社が開発した製品で、演奏音をささやき声程度に軽減する「ピックアップミュート」(消音器)と、小さくした演奏音をイヤホンなどで聴くことができる「パーソナルスタジオ」(ヘッドホンアンプ)からなる金管楽器用消音システムです。1995年10月に発売したトランペット用を皮切りに、トロンボーン、ホルン、フリューゲルホルン、ユーフォニアム、チューバ用などを順次展開し、練習や演奏の場所や時間が制限されていた国内外の金管楽器ユーザーに幅広く受け入れられてきました。
2013年には「ピックアップミュート」と「パーソナルスタジオ」の両方をモデルチェンジし、トランペット、フリューゲルホルン、トロンボーン、ホルン用のラインアップを発売しました。イヤホンから聴こえる音がよりリアルになったことに加え、高い機能性とデザイン性を有しており、国内外のデザイン賞を多数獲得するなど高い評価を得ています。
このたび、この「サイレントブラス」シリーズの追加ラインアップとして、チューバ用の『SB1X』とユーフォニアム用の『SB2X』を発売します。本製品では、従来モデルに比べて「ピックアップミュート」の軽量化と小型化を実現し、消音性はそのままに演奏性を向上させました。また「パーソナルスタジオ」に搭載した独自のデジタル音響技術「Brass Resonance Modeling(TM)(ブラス・レゾナンス・モデリング)」により、イヤホンなどを使用する際に臨場感溢れるリアルな演奏音を実現します。さらに外部機器に接続する端子を搭載し、オーディオプレーヤーなどに接続して外部音源と合わせて演奏するなど楽しみ方を広げることができます。
詳細は以下の通りです。
<主な特長>
1.軽量でコンパクトな「ピックアップミュート」により、演奏性が向上
「ピックアップミュート」の大幅な小型化を実現し、従来モデルと比較して、『SB1X』で容積が約46%、重量が約62%、『SB2X』で容積が約53%、重量が約94%となりました。これにより、楽器装着時にベルの端から飛び出る部分のサイズが小さくなり、演奏時の重量バランスが改善され演奏性が向上しました。
一般的にミュートは、ミュート本体が大きければ大きいほど、またベルから飛び出る部分が多ければ多いほど、音程や吹奏感への影響を低く抑えることができます。しかし本製品ではミュートの形状を工夫することで、小型化・軽量化と、従来モデルと同様の消音性、音程の安定性、息抜けの良さを両立しています。
さらに本製品の「ピックアップミュート」では、調整ロッドでヘッドの位置を変えることで、ベルの大きさや演奏者の好みによって音程や吹奏感を調節することができます。チューバの場合、1つのミュートでB♭管、C管、E♭管、F管に対応可能です。
2.独自技術「Brass Resonance Modeling」による、臨場感溢れる心地よい響き
「パーソナルスタジオ」に、当社独自のデジタル音響技術「Brass Resonance Modeling」を搭載しています。「Brass Resonance Modeling」とは、ミュートを付けずに演奏した時の金管楽器の特性をモデル化し、ミュートを付けている時の音色を補正するデジタル技術です。「ピックアップミュート」先端部のマイクで取り込んだ音をデジタル処理してミュート独特のこもった音を緩和すると同時に、ミュート非装着時の“楽器のベルから演奏者の耳元に返ってくるまでの響き”を加え、まるでミュートを付けずに吹いているかのような自然な響きをイヤホンなどで聴きながら演奏することができます。さらに、楽器自体の響きだけでなく、空間への音の広がりや、演奏者の左右の耳に聴こえる時間・音量・音色の差まで調整して加えることで、あたかもミュートを付けていないかのような臨場感溢れるリアルな音空間を再現することが可能です。
またミュートを意識せずに演奏できるため、必要以上に息を吹き込んだりすることなく、ミュート無しの環境に近い状態で練習できます。
3.外部機器に接続でき、演奏の楽しみ方が広がる
外部接続端子を備えており、オーディオプレーヤーやエフェクターなどの外部機器と接続することができます。これにより、マイナスワン音源の伴奏に合わせて練習したり、エフェクトをかけたりルーパーを使って演奏したりと、これまでにない新たな楽しみ方を広げることができます。
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