CDレビュー:吹奏楽は美しい!!マエストロ秋山氏の魔法が炸裂する好盤オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ「ヤナーチェク:シンフォニエッタ」

株式会社フォンテック様から10/24発売のオオサカ・シオン・ウインド・オーケストラのCD「ヤナーチェク:シンフォニエッタ」が届きましたので、簡単にレビューしてみようと思います。

今回は芸術顧問の秋山和慶氏の指揮ですね。このコンビは本当に素敵です。

シューマンの「ニュー・イングランド3部作」以外はすべて編曲作品という、最近では珍しいのかなというCDなのですが、「管楽器が煌く20世紀の音楽 ~管弦楽から吹奏楽へ~」というコンセプトの演奏会でしたので、そういうことになったんでしょう。

秋山氏とこのコンセプトは相性バッチリ。どの作品を聴いても、それが吹奏楽のためのオリジナル作品でなくても、吹奏楽編成が持つ響きの美しさをこれでもかと引き出してくれています。

そう!吹奏楽は(実は)美しい!どうもブンチャカなイメージのある吹奏楽ですが、マエストロの手にかかれば激しめの部分も上品に美しく響くので不思議です。マエストロのマエストロたるところですね。

「吹奏楽うっせー!」と思っている方にこそぜひ聴いていただきたいアルバムですが、そういう方々が自発的に聴くとも思えないので、まずは指導者の方々、勉強のために聴いてみましょう。そして「吹奏楽はこんなに美しい音が出せるんだよ」と伝えていって欲しいと思います。

こちらのCDはWBP Plus!でもお取り扱いしています。


レビュー:梅本周平(Wind Band Press)


商品詳細は以下の通り。

品番:FOCD9792
定価:¥2,600+税
発売日:2018/10/24
メーカー:株式会社フォンテック

指揮者:秋山和慶
演奏団体:オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ

収録内容:

アメリカン・サリュート(M.グールド/P.J.ラング編)
ファースト・エッセイ(S.バーバー/J.レヴィ編)
ニュー・イングランド3 部作(W.H.シューマン)
シンフォニエッタ(L.ヤナーチェク/上埜 孝 編)
フローレンティナー行進曲(J.フチーク/M.L.レイク編)

2018 年2 月4 日 ザ・シンフォニーホール ライヴ録音

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