世界最大の歴史あるトロンボーンフェスティバル「International Trombone Festival」の2020年日本開催を目指したプロジェクトが始動した。
「International Trombone Festival」は1971年より国際トロンボーン協会(ITA)の行事として毎年行われている、世界一の規模のトロンボーンをテーマとした4日間の国際フェスティバル。
毎年1回、米国・欧州を中心に計47回開催されており、クラシック・ジャズ・室内楽・デジタル配信など、ジャンルを横断したコンサートやセミナー、若手トロンボーン奏者のための国際コンクール、展示会などを網羅し、世界に名を知られる多数の一流演奏家をはじめとした100名以上のアーティスト、および1000名以上の聴衆が世界から集まっている。
2020年に日本での開催が決定すれば、アジアでの初開催となる。
直近3回のフェスティバルだけでも、ジョセフ・アレッシ(ニューヨークフィル)、ミシェル・ベッケ、イアン・バウスフィールド(元ウィーンフィル首席)、ヨルゲン・ファン・ライエン(ロイヤルコンセルトヘボウ管首席)、ジェイムス・マーキー(ボストン響)、ゾルタン・キス(ムノツィルブラス)、ジェレミー・ウィルソン(元ウィーンフィル)、スローカー・トロンボーン・カルテット、ニュー・トロンボーン・コレクティヴ、バート・ファン・リール、アンディー・マーティン(ゴードン・グッドウィンズ・ビッグ・ファット・バンド)、マーシャル・ギルクス、ワイクリフ・ゴードン、ボブ・マチェズニー、スコット・ホイットフィールド、ビル・ワトラス、ディック・ナッシュなどの錚々たるメンバーがゲストアーティストとして名を連ねており、「International Trombone Festival」のみで見ることができるたくさんの巨匠たちの共演ステージも名物となっている。
今回のプロジェクト概要として、2020年7月2日(木)~5日(日)の4日間、西宮市民会館アミティホールおよび周辺施設(兵庫県西宮市)を会場予定地として、世界中からトロンボーン奏者や業界関係者が集い、クラシック・ジャズ・室内楽・デジタル配信など、ジャンルを横断したコンサートやセミナー、若手トロンボーン奏者のための国際コンクール、展示会の開催を予定している。
しかし2018年6月末までに、一定の資金調達が必要とのことで、現在準備委員会では「フェスティバル参加パス」購入を呼びかけている。
詳細はウェブサイトで。
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