イタリアの金管五重奏、ゴマラン・ブラス・クインテット(Gomalan Brass Quintet)から、彼らが11~12月にかけて日本ツアーを行うとの情報が入りました!(日程は後ほど)
ゴマラン・ブラス・クインテットは今年で結成後17年目のイタリアを代表する世界的なブラス・クインテット。
ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団をはじめ、世界のオーケストラで活躍するバリバリの一流メンバーによるアンサンブルです。
1999年の結成以降、巨匠ズービン・メータ(Zubin Mehta)をはじめとして、ロジャー・ボボ(Roger Bobo)、ミシェル・ベッケ(Michel Becquet)、スティーヴン・ミード(Steven Mead)、スコット・ハートマン(Scott Hartman:元エンパイア・ブラス)、デヴィッド・オハニアン(David Ohanian:元カナディアン・ブラス)、デイル・クレヴェンジャー(Dale Clevenger:シカゴ響首席ホルン奏者)など日本でもおなじみの数多くのクラシック音楽界の著名人から賛辞を送られています。
2001年には、パッサウ管楽器国際コンクールで優勝し、世界的な名声を手に入れました。
そんなゴマラン・ブラスが日本にやってくる!しかも来月!これはもうクラシック・ファンなら急いでチケット確保すべきなのです!
(ちなみに調べてみたところ日本とイタリアの国交樹立150周年の記念で招聘されたようです。)
この日本ツアーでは、新作も用意されているとのことで、イタリアのほか様々な国の作品を演奏するそうです。
調べたところ、予定されている演目は下記。
オペラ「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」(プッチーニ)
オペラ「アイーダ」より「凱旋行進曲」(ヴェルディ)
G線上のアリア(J.S.バッハ)
5声のカンツォーナ(ガブリエリ)
映画「スター・ウォーズ」より「メイン・タイトル」(ジョン・ウィリアムズ)
映画「ニュー・シネマ・パラダイス」より「愛のテーマ」(E.モリコーネ/A.モリコーネ)
ルパン三世のテーマ(大野雄二)
ほか
ルパンが入っているあたりが熱いですね!
日本ツアーを行っている間に、新しいCDもリリースされます。
「Back to the Classics」と題されたこのCDでは、すべてのトラックがバッハ、ストラヴィンスキー、チャイコフスキー、オルフなどの「クラシカルな」レパートリーからのアレンジで、いくつかのトラックではパーカッションが入っているそうです。
2016年、彼らはヨーロッパ各国とイタリアを周ったほか、この先もフランス、スロベニア、オーストリア、アメリカ(国際トランペット・ギルド・カンファレンス2017)ほか多くの国を周る予定となっています。
2017年の1月には新しいウェブサイトのオープンが控えており、見た目はもちろんのこと、動画なども充実する予定とのことで、こちらも楽しみですね。
一流の演奏だけでなくユーモアあふれるパフォーマンスも人気の彼ら。
2015年に公開された最新のゴマラン・ブラスのプロモーション映像はこちら。
というわけで、気になる日本ツアーの日程は以下の通り。
公演が迫っていますので急いで各ホールのチケットセンターなどに問い合わせてみると良いでしょう。
11/28(月) 18:30
下関市生涯学習プラザ(山口県)
11/29(火) 19:00
アクロス福岡シンフォニーホール
12/1(木) 18:30
ホクト文化ホール(長野県県民文化会館)
12/2(金) 19:00
富士見市民文化会館 キラリ☆ふじみ(埼玉県)
12/5(月) 19:00
新潟テルサ
12/6(火) 18:30
愛知県芸術劇場コンサートホール
12/7(水) 19:00
横浜みなとみらいホール 大ホール
12/8(木) 19:00
東京芸術劇場 コンサートホール
12/9(金) 19:00
所沢ミューズ・アークホール(埼玉県)
12/11(日) 14:00
君津市民文化ホール(千葉県)
12/13(火) 19:00
文京シビックホール 大ホール(東京都)
12/14(水) 19:00
千葉県文化会館
12/15(木) 18:30
小田原市民会館(神奈川県)
12/16(金) 19:00
習志野文化ホール(千葉県)
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