これまでに数々の賞を受賞し、ブラスバンドだけでなくソロ奏者としても活躍しているベルギーのユーフォニアム奏者グレン・ヴァンローイ氏(Glenn Van Looy)。
本人から近況が届いたのでまとめてみます。
グレン・ヴァンローイは9/10にバーミンガムで行われたブリティッシュ・オープンのためにイギリスの名門ブリッグハウス&ラストゥリック・バンド(Brighouse and Rastrick band)に参加。
コーリー・バンド(Cory band)に次ぐ2位を獲得しました。
現在はスイスに戻り、指揮法を教えるかたわら、スイスのヴァライシア・ブラスバンド(Valaisia Brass band)のメンバーになっています。
ヴァンローイはこれについて下記のように述べています。
大成功を納めた時期の後にブラスバンド・ブイジンゲン(brass band Buizingen)(注:ベルギーのブラスバンド)を離れることは悲しいことでしたが、スイスに移住するため、バンドに残るのは不可能でした。
私はヴァライシア・ブラスバンド(Valaisia Brass band)との新しい冒険を楽しみにしています。
新しいバンドとともに初めて舞台に上がるのは、11月26日と27日、モントルーで行われるスイス・ナショナル・チャンピオンシップ(Swiss national championships)です。
また、新しい映像もYou Tubeチャンネルにアップされていくようなので、チェックしておきましょう。
以上、近況まとめでした。
グレン・ヴァンローイ プロフィール
早々と21世紀のリーディングユーフォニアム奏者の一人としての地位を確立したグレン・ヴァンローイは、ベルギー、アントワープ州のボンハイデンで生まれた。
幼い頃に父でありバス・トロンボーン奏者でもあったヘールト・ヴァンローイ(Geert Van Looy)から演奏を教えられている。
すぐにユーフォニアムと「恋に落ちた」彼はアントワープの芸術高等学校(Secondary School of Art)、ルーヴェンのレマンス音楽院(Lemmens Institute)で学び、ニック・オスト(Nick Ost)に師事している。
11歳の頃にはその才能を認められ、ベルギーのFestival Brass Bandのセカンド・ユーフォニアム奏者に抜擢される。
12歳の若さでベルギーのブラスバンド・ヘイスト(Brass Band Heist)のソロ・ユーフォニアム奏者となり、その後2013年にブラスバンド・ブイジンゲン(Brass Band Buizingen)に移るまで10年間ソロ・ユーフォニアム奏者を務めた。
ソロイストとしても多くの選手権で優勝をしており、フリーランス奏者やコンサートソロイストとしてレイランド・バンド(Leyland Band)、ブリッグハウス&ラストゥリック・バンド(Brighouse and Rastrick Band)、ブラスバンド・ヴィレブルーク(Brass Band Willebroek)などのトップ・ブラスバンドのほか、ベルギー・ギィデ交響吹奏楽団(Royal Symphonic Band of the Belgian Guides)、ベルギー海軍バンド(Royal band of the Belgian Marines)、ブリュッセル・フィルハーモニック(Brussels Philharmonic Orchestra)とも共演を果たしている。
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