【編集長コラム】情報をしっかりと伝えるために(1)あなたの(楽団の)サイトはスマホ対応してますか?

広告枠



こんにちは!

Wind Band Press編集長の梅本です。

Wind Band Pressではプロアマの吹奏楽団、クラシックの演奏者、クラシック愛好家の方などの役に立つ情報をなるべく多く発信したいと考えていて、演奏会などの情報以外にもコラムの執筆をお願いしたりインタビューを行ったりしていますが、特にコラムやインタビューはそうそう毎日記事が出るもんでもないです。(そういう体制が整っていない)

日によっては新しい情報提供がほとんどなくて記事がほとんどない日(もしくは記事がゼロの日)もあります。

そんな時に「書いてしまおうホトトギス」精神で自分で記事を書いてしまう、そんな編集長コラム。

今までの色々な経験を元に気になることや気づいたことなどを書いています。


さて今日は「情報をしっかりと伝えるために」というテーマの第1回。

「あなたの(楽団の)サイトはスマホ対応してますか?」というお話です。

■なんでスマホ対応しないといけないのか

Googleアナリティクスというウェブサイトの情報を解析するサービスがあるのですが、それを見ていると、Wind Band Pressにしても他のサイト(Golden Hearts PublicationsやWBP Plus!)にしても、スマートフォンからのアクセスの割合は増える一方です。

昨今では、僕が普段見たりする「クラシック業界以外」の分野では企業も個人もほとんどのウェブサイトがスマートフォンからアクセスするとスマートフォンで見やすいように表示が変わるようになっています。

ところがクラシックの分野は不思議なところで、未だにスマートフォンから見てもパソコンと同じ表示で、字もバナーもメタクソに小さくて拡大しながら見ないといけないサイトも散見されます。

僕は拡大してまで見ようとは思わないので「スッ・・・」と何もなかったことにしてそのサイトを閉じるわけですが、演奏会やイベント出演など、演奏者や楽団の新着情報を伝えるためにあるウェブサイトで、「スマホ対応してないから」という理由だけで情報が伝わらないのはあまりにも悲しいところです。(特にSNSで力を入れて宣伝しているのにスマホからアクセスしたらPC表示だとガッカリだよ!)

もう1つ重要な理由は、Googleの検索エンジンが「ウェブサイトがスマートフォン用に最適化されているかどうか」を評価するようになっているからです。スマホ対応しているかどうかが検索結果に影響するということですね。(他にも検索結果には表示速度とか色々な要因があります)

とはいえ、「どうやってスマホ対応するのか」というと、ある程度(いや結構それなりに)専門的な知識が必要なので二の足を踏んでしまう方もいらっしゃるかもしれません。

ということでサルでもマントヒヒでも出来るいくつかの方法をご紹介します。(出来ない)

■ウェブサイトを移行する

最近は(つい最近ってわけでもないけど)無料でウェブサイトをサササーと作れるサービスがありますね。有名なところではWixやJimdoです。これらを使えば管理も簡単だしスマホ対応出来るので、ウェブサイトのURLやドメインにやんごとなきこだわりがない限りは、もう移行しちゃいましょう。

Wix

Jimdo

「でも広告とか余計なものが表示されるんでしょう?」と思うかもしれませんが、アメブロだってはてブロだって広告は出ていますけど、読む時にそれ気にしますかね?もうそんなに気にならないと思うんですけど。(だって訪問者は広告を見に来てるわけじゃないから)

なので1つの解決方法としては、WixやJimdoにサイトを移行することです。(ショッピング機能をもたせている場合は、また後日お話しますが、サイトを切り分けていいと思います。どうしてもという場合はPayPalのコードを埋め込むことも出来ます)

■PCサイトはそのままでスマホ用のページを作る

コンテンツを作り直すのが面倒だからサイトの移行はしないでなんとかしたい場合(移行のタイミングでコンテンツの見直しも出来るので移行をオススメしますが)、ウェブサイトの情報を取得してスマホ対応ページを作成できるサービスもあります(URLはそのままでPCからのアクセスとスマホからのアクセスで表示を切り替える)。

代表的なサービスはshutto(シュット)ですね。これは僕も以前に使っていましたがドラッグ&ドロップで直感操作でスパパパとスマホ用のページが出来るので便利です。無料版は広告が表示されますけど、まあ別に・・・って感じです。(その広告費のおかげで無料版を提供できる会社なのではないかと思うので)

shuttoで作ったら、「これをウェブサイトのここにコピペしてね」というJavascriptがあるのでそれをコピペするだけで「スマホから見たらshuttoで作った表示に切り替わる」という感じになります。

もう少し詳細を設定することも出来るのですが、例えばCSSという言葉すら知らない、更新頻度も多くないし新しいカテゴリページを作る予定もない、という方の場合、こういうサービスのほうが良い気がします。

ただ、中には悪質なサービスもあるようですので謎の営業にはお気をつけください。

参考サイト:ホームページのスマホ変換サービスに要注意

■その他

今使っているサーバーやホームページ作成サービスでも、さすがにスマホ対応のテンプレートがあったり、何かしら対応をしているかもしれないので、そちらもチェックしてみると良いかもしれません。(少し知識が必要になるかもしれませんが現代にはGoogleというとても便利なものがあるので探せば何かしらの記事が出てくるでしょう)


以上、今日はウェブサイトのスマホ対応についてのお話でした。その他にもただ単にスマホ対応するだけじゃなくて、ページを更新したら「クロスブラウザチェック」を行うこともオススメします。

PCであればInternet ExplorerやEdge、Chrome、Firefoxあたりで表示が崩れたりしていないかチェックします。(Macの場合はSafariも)

スマホの場合はSafari、Chrome、Opera、Dolphinあたりでしょうか。

面倒ですが、なるべく多くのブラウザで動作や見栄えをチェックしておきましょう。

(Internet Explorerはバージョンが多いので大変ですがこんなサイトを見つけましたのでご参考までに。「ソフトを入れなくてもできるIEのクロスブラウザチェック

ではまた次回!




協賛



広告枠





Wind Band Pressへの広告ご出稿のご案内および媒体資料はこちら



■演奏会の企画やチケット販売その他各種ビジネスのお悩み相談やプレスリリース代行依頼もお受けしています!

様々な経験をもとに、オンラインショップの売上を上げる方法や商品企画、各種広報に関するご相談、新規事業立ち上げのご相談など承ります。初回相談無料です。そのほか、プレスリリース代行などの実務作業も承ります。よろずご相談下さい。




その他Wind Band Pressと同じくONSAが運営する各事業もチェックお願いします!

■楽譜出版:Golden Hearts Publications(会員登録してログインすると約5%オフで購入可能です)

■オンラインセレクトショップ:WBP Plus!





▼人気の記事・連載記事

■プロの指揮者・岡田友弘氏から悩める学生指揮者へ送る「スーパー学指揮への道」
プロの指揮者・岡田友弘氏から悩める学生指揮者へ送る「スーパー学指揮への道」

■作曲家・指揮者:正門研一氏が語るスコアの活用と向き合い方
作曲家・指揮者:正門研一氏が語るスコアの活用と向き合い方

■有吉尚子の【耳を良くする管楽器レッスン法】~ソルフェージュ×アレクサンダー・テクニーク~
有吉尚子の【耳を良くする管楽器レッスン法】~ソルフェージュ×アレクサンダー・テクニーク~

■【エッセイ】ユーフォニアム奏者・今村耀の『音楽とお茶の愉しみ』
今村耀エッセイ

■僧侶兼打楽器奏者 福原泰明の音楽説法
福原泰明の音楽説法

■石原勇太郎の【演奏の引き立て役「曲目解説」の上手な書き方】
曲目解説の上手な書き方

■石原勇太郎エッセイ「Aus einem Winkel der Musikwissenschaft」
石原勇太郎エッセイ

■音楽著作権について学ぼう~特に吹奏楽部/団に関係が深いと思われる点についてJASRACさんに聞いてみました
音楽著作権について学ぼう

■【許諾が必要な場合も】演奏会の動画配信やアップロードに必要な著作権の手続きなどについてJASRACに確認してみました
動画配信



★下記ページもチェックをお願いします!★ 曲目解説を書こう―石原勇太郎と学ぶ曲目解説の書き方

■Wind Band Pressのメルマガの登録もお願いします!

なるべく毎週、裏話なんかを書いています。無料です!

Wind Band Pressメルマガ購読申し込み

* indicates required