イギリスの作曲家ポール・ロヴァット=クーパー氏(Paul Lovatt-Cooper)のご紹介

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イギリスの作曲家ポール・ロヴァット=クーパー氏(Paul Lovatt-Cooper)のパーソナル・アシスタントを務めるVictoria Craven氏とコンタクトが取れましたので、ロヴァット=クーパー氏についてご紹介したいと思います。

ブラスバンド・ファンならすでにご存知の作曲家ですが、ブラスバンドを聴かない方にとっては「誰・・・?」な世界かもしれません。

ブラスバンドで大人気の作曲家ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

まずはバイオグラフィーです。


ポール・ロヴァット=クーパー氏は熟達したミュージシャンであり、彼の世代で最も作曲の才能を認められている人物の一人です。

彼の音楽は世界中で演奏され、彼は作曲家、指揮者、演奏家として絶えず必要とされています。

彼はテレビとメディアの会社「ファクトリー・トランスメディア(Factory Transmedia)」の音楽監督をしています。

また彼は自身の会社「PLC Music」のマネージング・ディレクターを務めており、世界的に有名なブラック・ダイク・バンド(Black Dyke Band)の「コンポーザー・イン・アソシエーション(Composer in Association)」として作曲活動を行っています。

作曲家として、バーミンガムのシンフォニーホール、オーストリアのブルックナーハウス・コンサートホール、ノルウェーのグリーグ・ホール、オランダのDe Lawei Concert Hall、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホール、ニューヨークのカーネギー・ホール、シドニーのオペラ・ハウスなど、世界最高のコンサートホールで彼の作品が演奏されることを楽しんでいます。

ロヴァット=クーパー氏は熟達したパーカッショニストでもあります。

フェアリー・バンド(Fairey Band)とブラック・ダイク・バンドで16年以上にわたり最高レベルで演奏し、ブリティッシュ・オープン、全英ブラスバンド選手権およびヨーロピアン・ブラスバンド選手権など様々なコンテストで優勝しています。

彼はまた、ニューヨーク、ロンドン、東京、大阪、スイス、オランダなどの公演で批評家の称賛を得ている国際的なソリストとしても活躍しています。

氏はまた、サルフォード大学在学中にロイ・ニューサム指揮者賞(Roy Newsome Conductors Award)を受賞した有名な指揮者でもあります。

彼は、ブラックダイクバンド、ブリッグハウス&ラストゥリックバンド(Brighouse and Rastrick Band)、Co-operative Funeralcare Band、スコットランド・ナショナル・ユース・ブラスバンド、英国国立児童バンドなど数々の団体を指揮してきました。

彼はTheatre Clwydで “Brassed Off”のウェールズ劇場演奏を行い、チャールズ皇太子殿下のプライベートコンサートでサルフォード大学ブラス・アンサンブルを指揮しました。

彼の作曲スキルは、ブラック・ダイク・バンド、コーリー・バンド(Cory Band)、ブリッグハウス&ラストゥリックバンド、スコットランド・ナショナル・ユース・ブラスバンド、英国国立児童バンドなどの様々なアンサンブルから委嘱を得ています。

ロヴァット=クーパー氏は、ブレット・ベイカー氏(Brett Baker)、レス・ネイシュ氏(Les Neish)、リチャード・マーシャル氏(Richard Marshall)、ペリー・ホーヘンダイク氏(Perry Hoogendijk)、デヴィッド・チャイルズ氏(David Childs)、オーウェン・ファー氏(Owen Farr)といった国際的なソリストからの委嘱を手がけています。

彼の音楽は、BBC 2、ITV、BBC Radio 2、Radio 3など、世界中のさまざまなテレビ番組やラジオ局に登場しています。

テレビで作曲家として働いている彼は、BBCから、「Strange Hill High」と題された新たな画期的な子供向けテレビシリーズのためにオーケストラのサウンドトラックを作曲するように委嘱され、第2シリーズについもてすでに委嘱を受けています。

また、BBC、ITV、Sky、Disneyなど、さまざまなメディア企業とテレビプロジェクトの音楽を作曲しており、多くの新しい番組が進行中です。

彼の主要作品「ウィズイン・ブルー・エンパイヤーズ(Within Blue Empires)」と「スリープレス・シティズ(Sleepless Cities)」は、全英選手権とバトリンズ・マインワーカーズ・エンターテインメント選手権の課題曲として使用されました。

「イーコィリブリアム(Equilibrium)」は、オランダの世界ブラスバンド選手権のための課題曲として選ばれ、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われた第100回全英ブラスバンド選手権のために、彼の最新作「ブレス・オブ・ソウルズ(Breath of Souls)」が委嘱されました。

氏は世界的に有名なブラック・ダイク・バンドによって「Walking with Heroes」と「Only For You」の2つのベストセラーアルバムをリリースし、彼の音楽は世界中の他の多くのブラスバンドや吹奏楽団のレコーディングにも取り入れられています。

氏は、ソリスト、指揮者、クリニシャン、講師、作曲家としての需要が高く、世界各地の様々なアンサンブル、フェスティバル、メディアプロジェクトでの演奏、指揮、作曲を楽しんでいます。


以上、バイオグラフィーでした。

先日も記事にしましたが、現在3枚目の作品集が出ています。

▼記事はこちら
DOYENより、ポール・ロヴァット=クーパー作品集Vol.3が発売(2017/4/28)




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