ミッドウェスト・クリニックで7作品が演奏されるランドール・スタンドリッジ(Randall Standridge)!チェックしておきましょう!






randall-standridge

グランド・メサ・ミュージック(Grand Mesa Music)をはじめ数多くの出版社から作品が出版されているアメリカの作曲家ランドール・スタンドリッジ(Randall Standridge)。

今年のミッドウェスト・クリニックでは7作品が演奏されます。

というわけで久々の作曲家紹介、今日はランドール・スタンドリッジ氏です。まずは簡単なバイオを。

スタンドリッジ氏は1976年生まれ。アーカンソー州立大学で音楽教育の学士を取得。この間に作曲をトム・オコナー博士(Dr. Tom O’Connor)に学び、作曲の修士を取得するためにアーカンソー州立大学に戻りトム・オコナー博士とティム・クリスト博士(Dr. Tim Crist)の元で学びました。

2001年に、アーカンソー州ハリスバーグにあるハリスバーグ高校のバンド・ディレクターに就任しましたが、2013年にフルタイムの作曲家およびグランド・メサ・ミュージックのマーチング・バンド譜の校訂者として働くため、その職を離れています。

スタンドリッジ氏の作品は現在、グランド・メサ・ミュージック(Grand Mesa Music)、アルフレッド・ミュージック(Alfred Music)、FJHミュージック(FJH Music)、ウィンガート=ジョーンズ・ミュージック(Wingert-Jones Music)、バンド・ワークス(Band Works Publications)、ツイン・タワーズ・ミュージック(Twin Towers Music)、ノースイースタン・ミュージック(Northeastern Music Publications)から出版されており、世界中で演奏されています。

彼の作品はJ.W.ペッパーの(J.W. Pepper)エディターズ・チョイスでこれまでに34作品取り上げられています。

「Snake Charmer」はCD「Teaching Music through Performance in Band Vol. 8」に、「Gently Blows the Summer Wind」は「Teaching Music Through Performance in Middle School Band」にそれぞれ収録されています。

これまでに「Steel」「Gadget」「Snake Charmer」「The Rowan Tree」「Still Still Still」「That Old Hound Dog Rag」「Danse Bohemien」「Aggressivo」「When the Spring Rain Begins to Fall」「Danse Carnivale」「Ruckus」「Come Thou Fount of Every Blessing」「Angelic Celebrations」「In the Court of the King」がミッドウェスト・クリニックで演奏されています。

また「Art(isms)」はアーカンソー州立大学ウィンド・アンサンブルによって2010年のCBDNAカンファレンスで初演されました。

スタンドリッジ氏はアルフレッド・ミュージックの「Sound Innovations: Ensemble Development」シリーズの作曲家でもあります。

作曲家としてのキャリアに加えて、スタンドリッジ氏はクリニシャンとしても活動しています。また、マーチング・バンドのためのドリル・デザイナー、アレンジャー、カラーガード・デザイナーでもあり、フリーランスの写真家、ライターでもあります。

スタンドリッジ氏は現在、アーカンソー州のジョーンズボロに家族とともに住んでいるのとことです。

さて、そんなスタンドリッジ氏ですが、冒頭でお伝えしたように、今年のミッドウェスト・クリニックで下記の作品が取り上げられます。()は出版社です。1作品だけ弦楽オーケストラ作品が入っています。

Imaginarium (Grand Mesa Music)
New Era Fanfare (Grand Mesa Music)
Kinetic Dances (FJH Music)
Brave Spirit (Grand Mesa Music)
DarkHeart (Grand Mesa Music)
Metalheads (FJH Music)
Battle Song (String Orchestra, Grand Mesa Music)

また、下記の作品がアメリカのウェブマガジン「Band World」の2017年の新作トップ100のリストに選ばれています。

Imaginarium (Grand Mesa Music)
DarkHeart (Grand Mesa Music)
Summer Song (Grand Mesa Music)
Winds of Change (Alfred Music)
A Christmas Tale: Beware the Krampus (Alfred Music)
In These Last Days of Autumn (FJH Music)

スタンドリッジ氏はFacebookページも開設しているので、細かな情報についてはそちらをフォローすると良いでしょう。

Facebookページ:Randall D. Standridge, Composer/Marching Arts Designer

YouTubeチャンネルも持っているので、チェックしてみてください。

以上、ランドール・スタンドリッジ(Randall Standridge)氏の紹介および近況でした。




協賛






Wind Band Pressへの広告ご出稿はこちら


その他Wind Band Pressと同じくONSAが運営する各事業もチェックお願いします!

■楽譜出版:Golden Hearts Publications(Amazon Payも使えます)


■オンラインセレクトショップ:WBP Plus!






■【3社または3名限定】各種ビジネスのお悩み相談もお受けしています!

様々な経験をもとに、オンラインショップの売上を上げる方法や商品企画、各種広報に関するご相談、新規事業立ち上げなどのご相談を承ります。お気軽にお問い合わせください。



▼人気の記事・連載記事

■プロの指揮者・岡田友弘氏から悩める学生指揮者へ送る「スーパー学指揮への道」
プロの指揮者・岡田友弘氏から悩める学生指揮者へ送る「スーパー学指揮への道」

■作曲家・指揮者:正門研一氏が語るスコアの活用と向き合い方
作曲家・指揮者:正門研一氏が語るスコアの活用と向き合い方

■有吉尚子の【耳を良くする管楽器レッスン法】~ソルフェージュ×アレクサンダー・テクニーク~
有吉尚子の【耳を良くする管楽器レッスン法】~ソルフェージュ×アレクサンダー・テクニーク~

■【エッセイ】ユーフォニアム奏者・今村耀の『音楽とお茶の愉しみ』
今村耀エッセイ

■僧侶兼打楽器奏者 福原泰明の音楽説法
福原泰明の音楽説法

■石原勇太郎の【演奏の引き立て役「曲目解説」の上手な書き方】
曲目解説の上手な書き方

■石原勇太郎エッセイ「Aus einem Winkel der Musikwissenschaft」
石原勇太郎エッセイ

■音楽著作権について学ぼう~特に吹奏楽部/団に関係が深いと思われる点についてJASRACさんに聞いてみました
音楽著作権について学ぼう

■【許諾が必要な場合も】演奏会の動画配信やアップロードに必要な著作権の手続きなどについてJASRACに確認してみました
動画配信


1件のコメント

  1. […] 以前こちらの記事で紹介したランドール・スタンドリッジ氏(Randall Standridge)の「Four: On a Remix of Beethoven」「Iron and Ice: A Viking Adventure」の音源が公開になりました。 […]

コメントは受け付けていません。