ポーランドの作曲家、クシシュトフ・ペンデレツキ氏(Krzysztof Penderecki)が2020年3月29日、86歳で逝去した。
ペンデレツキ氏は世界で有名な作曲家の1人で、4つのオペラ、8つの交響曲、いくつかのオーケストラ作品、さまざまな協奏曲、合唱作品、室内楽、器楽作品を残している。
有名な作品には、「広島の犠牲者に捧げる哀歌」(1960)、交響曲第3番(1988 – 95)、「ルカ受難曲」(1966)などがある。
「エクソシスト」「シャイニング」「ワイルド・アット・ハート」といった映画音楽も高く評価されていた。
吹奏楽作品として最も有名なのはおそらく「ピッツバーグ序曲」で、この作品は1968年6月30日、ピッツバーグでロバート・オースティン・ブードロー(Robert Austin Boudreau)の指揮するアメリカン・ウィンド・シンフォニー・オーケストラ(The American Wind Symphony Orchestra)によって初演された。
吹奏楽・管打楽器ための他の作品は以下の通り。
Actions, for Jazz Ensemble (1971)
Danziger Fanfare, for Brass, Timpani and Percussion (2008)
Entrata, for Brass (1994)
Luzerner Fanfare, for 8 trumpets and percussion, (1998)
Prelude for Peace, for Brass, Timpani and Percussion, (2009)
Preludium, for Wind Orchestra, Percussion and Contrabass (1971)
ペンデレツキ氏はグラミー賞を含む多くの賞を受賞している。
協賛
その他Wind Band Pressと同じくONSAが運営する各事業もチェックお願いします!
■楽譜出版:Golden Hearts Publications(Amazon Payも使えます)
■【3社または3名限定】各種ビジネスのお悩み相談もお受けしています!
様々な経験をもとに、オンラインショップの売上を上げる方法や商品企画、各種広報に関するご相談、新規事業立ち上げなどのご相談を承ります。お気軽にお問い合わせください。
▼人気の記事・連載記事
■プロの指揮者・岡田友弘氏から悩める学生指揮者へ送る「スーパー学指揮への道」
■有吉尚子の【耳を良くする管楽器レッスン法】~ソルフェージュ×アレクサンダー・テクニーク~
■【エッセイ】ユーフォニアム奏者・今村耀の『音楽とお茶の愉しみ』
■石原勇太郎の【演奏の引き立て役「曲目解説」の上手な書き方】
■石原勇太郎エッセイ「Aus einem Winkel der Musikwissenschaft」
■音楽著作権について学ぼう~特に吹奏楽部/団に関係が深いと思われる点についてJASRACさんに聞いてみました
■【許諾が必要な場合も】演奏会の動画配信やアップロードに必要な著作権の手続きなどについてJASRACに確認してみました