武蔵野音楽大学ウィンドアンサンブルがこの度、世界最大の音楽イベントである「ミッドウェスト・クリニック」に招待されました。同大学の招待は1995年、2006年に続き3度目。
「ミッドウェスト・クリニック」は、1946年以来、毎年12月にシカゴで開催される音楽教育に関わる様々な展示・演奏会などを行うイベントです。昨年は日本をはじめとする世界30ヶ国から、総勢2万人もの吹奏楽関係者や音楽団体が集い、世界的に有名な作曲家や指揮者、そして世界有数の吹奏楽団が一堂に会する、吹奏楽のイベントでは世界最大規模のものです。
→こちらのインタビュー記事もあわせて御覧ください「「ミッドウェスト・クリニックって何?」ミッドウェスト・クリニック委員会のリチャード・クレイン氏にインタビューしてみました」
招待される楽団は、各国で優れたパフォーマンスを発揮していると判断された楽団であり、日本では過去に同大学の他、埼玉栄高校、精華女子高校、東京藝術大学、社会人楽団ではヤマハ吹奏楽団などが演奏しています。
昨年は広島ウインドオーケストラが招待されています。
武蔵野音楽大学ウィンドアンサンブルは1953年に発足。以来、吹奏楽のオリジナル作品を中心に、研鑽とその成果の発表を続けています。現在、指揮者にはアメリカ合衆国の吹奏楽界で中心的な立場で活躍する指導者を招聘し、毎年7月・12月に定期演奏会の開催と、毎年7月に国内各地への演奏旅行を行っています。
今年は指揮者として「レイ・E.クレーマー」(アメリカで最も優れた音楽学部として評価されているインディアナ大学で、2005年まで吹奏楽学科主任教授並びにバンドディレクターとして活躍し、日本国内でも陸上自衛隊中央音楽隊や東京佼成ウインドオーケストラの指揮者にも招かれ、高い評価を得ている)を招聘しています。
また、トランペットのソリストとして、世界トップレベルの楽団である「シカゴ交響楽団」「ニューヨーク・フィルハーモニック」の首席奏者を歴任している「クリストファー・マーティン」を迎え、今回のミッドウェスト・クリニック招待公演の際には、世界初演となる作品『ジルー作曲《タブー》-トランペットとウィンドアンサンブルのための-』を披露する他、米国吹奏楽界で著名な作曲家、ヴァルチックとミーチャンの作品の世界初演も行います。演奏旅行に先立ち、12月11日(火)18:30より東京芸術劇場コンサートホールにて同アンサンブルの演奏会を開催します。
【本件に関するお問い合わせ先】
武蔵野音楽大学 広報室
担当: 中島 祐
TEL : 03-3992-1125
FAX : 03-6914-9383
Mail: koho@musashino-music.ac.jp
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