打楽器奏者、作曲家の會田瑞樹氏(b.1988)が、ヴァイオリニスト鈴木舞氏を迎え、ヴァイオリンと打楽器の二重奏による《ヴィヴァルディ 四季 “和声と創意と躍動の試み”》を発表した。
2024年8月17日より各種サブスクリプション配信が開始され、Amazon music,Spotifyなどで聴取可能となっている。
會田氏は今回の配信について、多くの方々により気軽に、自由に、音楽を楽しんでいただきたいという強い願いを込めているとのこと。
作品については、世界的名曲、アントニオ・ヴィヴァルディの四季を全く新たな切り口から演奏を試みる野心的な再作曲を手掛けている。ヴィブラフォンやマリンバはもとより、インドネシアガムラン楽器、アフリカンパーカッションなども取り入れ、民族色豊かな全く新しい「四季」が投影されている。
また、會田氏は国際舞台での活躍への期待がますます高まっている。
昨年、第三回リトアニア聖クリストファー国際作曲コンクールLMIC特別賞受賞作品となった會田瑞樹作曲《リトアニア民謡”クリスマスの朝、薔薇が咲く”の主題による幻想曲》はリトアニア聖クリストファー室内合奏団Youtube公式ページで公開後、世界から反響を得ている。
2024年9月26日には2018年以来6年ぶりとなる、リトアニア聖クリストファー室内合奏団シーズンオープニングコンサートにおいて、會田氏がソリストとして招聘を受け、薮田翔一氏作曲《Gush II -for Vibraphone and String Orchestra-》佐原詩音氏作曲《AQUA CAUSTICS for Vibraphone and Strings Orchestra》そして會田氏自らが作曲を手掛けた《Stardust -Concerto for Vibraphone and Strings Orchestra-》がリトアニア・首都ヴィリニュス、聖カトリーヌ教会において世界初演される。
會田氏は新作について、連綿とした歴史を持つ聖カトリーヌ教会の長い残響を生かし、ジャズやクラシック、ポップスなど様々な音楽を駆け巡る楽器ヴィブラフォンの可能性を存分に引き出すべく作曲に当たったとのこと。
リトアニア・聖クリストファー室内合奏団公式フェイスブックはこちらから。
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