ハビエル・ペレス・ガリード氏(Javier Perez Garrido)が作曲した吹奏楽曲を、ハイメ・エングイダノス・ロイヨ司令官(Jaime Enguidanos Royo)の指揮の下、スペイン海軍音楽隊が演奏したCD「Obertura Heroica」が、カリフォルニア州のグローバル・ミュージック・アワードで国際的に評価され、「ベスト・アルバム」と「クラシカ・ミュージック」の2部門で受賞した。
「Obertura Heroica」の収録曲は、ペレス・ガリード氏が2013年から2017年の間に作曲したもので、このアルバムは、アカデミア音楽賞(「ファー・ウエスト・ファンタジー」で)などの作曲コンクールで受賞した作品の多くを含んでおり、13曲が世界初録音となっている。
このアルバムは各種ストリーミング・プラットフォーム(spotify, itunes, amazon music, tidal, deezerなど)でオンラインで聴くことができる。
また、ペレス・ガリード氏はアメリカでのツアーでいくつかの初演を行い、シカゴのミッドウェスト・クリニックにも参加する。
ペレス・ガリード氏は、ウィスコンシン大学リバーフォールズ校にコンポーザー・イン・レジデンスとして滞在し、クリスティン・ジョルネホジ博士の指揮するシンフォニー・バンドとの間で2つの初演を行う。12月9日にウィリアム・アボット・コンサートホールで行われるコンサートでは、2本のソロトランペットとバンドのための「Concertino de los Filabres」の新バージョンが世界初演されるほか、2019年のWASBEで初演された「ラ・アルモニカ・デ・ブニョール」の委嘱作品であるシンフォニエッタ第1番「Last Day of the Dinosaurs」のアメリカ初演も予定されている。
ペレス・ガリード氏が作曲した音楽は、アメリカの重要なコンクールや音楽家、産業界で新たに認められ、徐々にアメリカでも関心が高まっている。結果として、最近ではフロリダ州で、ジャクソンビルのクライストチャーチ・アカデミー・バンドとディレクターのリー・ポンダーとのコラボレーションにより、「ファンダンゴ・イン・フロリダ!」の世界初演、ソロ・テナー・サックスとバンドのための協奏曲「アーバン・コンサート」Op.60のアメリカ初演、スペイン海軍バンドと司令官ハイメ・エングイダノスが録音したアルバム「Obertura Heroica」のグローバル・ミュージック・アワードでのダブル受賞、ロサンゼルスのアカデミア・ミュージック・アワードでのベスト・エマージング・アーティストへのノミネートなどが実現している。
シカゴで開催される第75回「Midwest Clinic」に参加される方で、ペレス・ガリード氏との面談をご希望の方は、contacto@perezgarrido.com までメールをお送りください、とのこと。
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