CDレビュー:優しさに包まれる小品集!上野由恵(フルート)「パリの散歩道-フランス・フルート名曲集-」

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オクタヴィア・レコード様から10/18発売のCD、フルートの上野由恵さんの「パリの散歩道-フランス・フルート名曲集-」が届きましたので、簡単にレビューしてみようと思います。

これまでに何枚ものCDをリリースしている上野さんですが、満を持して、という感じのフランス小品集です。

収録曲は皆様おなじみの名曲ばかり。それだけにチャレンジングな内容とも言えます。

ややもすれば「はいはい」で終わってしまうこともある名曲集の選曲ですが、そこはさすがの上野さん、優しい音色と鍛え上げられた表現力で深く作品の世界に没頭させてくれます。

特に僕はフレンチ好きなので、「ああやっぱりいいよねフレンチ!」と存分に楽しむことが出来ました。

滅多に変なCDは出ませんが、まれに「楽しいはずの作品が楽しめない」CDがリリースされてしまうこともありますので、こういうクオリティの高い録音が出る、聴けるということに感謝したいですよね。

フルート愛好家はもちろんマストアイテムだと思いますが、「これからフルートを始めてみたい」「フルートに興味がある」という方、または吹奏楽部や管弦楽部などでフルートを担当している学生さんにもオススメの、聴きやすくてなおかつ勉強になるCDです。

ぜひフルートの美しさを感じつつ、上野さんの優しい音に包まれてください。至福の時。


レビュー:梅本周平(Wind Band Press)


商品詳細は以下の通り。

▼メーカーより

ふたりの俊才による華麗なるデュオ。
色彩豊かで美しいフルートとピアノによる名曲への誘い。

人気、実力共に兼ね備える上野由恵と三浦友理枝による初のデュオ・アルバムです。
才能溢れる同世代のメンバーが集まった<東京六人組>としても共に活躍。共演で培われてきた信頼感は、ここでも輝いています。今作では「パリの散歩道」と題して、フランス音楽の珠玉の名曲を並べ、時には優美に、時には鮮やかに、敬愛の念をもって楽曲を大切に紡いでいきます。
フルートとピアノによる典雅な世界。作品の良質な深みが美しく広がるアルバムの登場です。

品番:OVCC-00139
定価:3,000円+税
発売日:2017/10/18
メーカー:オクタヴィア・レコード

演奏:
上野由恵(フルート)
三浦友理枝(ピアノ)

収録内容:

サティ:ジュ・トゥ・ヴ

ビゼー:メヌエット(「アルルの女」組曲第2番より)

フォーレ:シシリエンヌ(「ペレアスとメリザンド」組曲より)

シャミナード:コンチェルティーノ 作品107

マスネ:タイスの瞑想曲

ドンジョン:エレジー(「8つのサロン・エチュード」より)

ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ 作品19

ムーケ:パンと羊飼い(フルートソナタ「パンの笛」作品15より)

ドビュッシー:シランクスL.129 &牧神の午後への前奏曲L.86

ゴダール:ワルツ(「3つの小品による組曲」作品116より)

ムーア/岩岡一志編:パリの散歩道

レイ/金澤恵之編:白い恋人たち

ボザ:イマージュ 作品38

フォーレ:夢のあとに(「3つの歌」作品7より)

J.S.バッハ/グノー:アヴェ・マリア


CDは「WBP Plus!」でも販売中です!

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