すでに日本でもそれなりにおなじみかもしれませんが、シンガポールの作曲家ベンジャミン・ヨー氏(Benjamin Yeo)から最新情報が届きましたのでご紹介します。
まずは簡単なバイオグラフィーから。
ベンジャミン・ヨー氏(Benjamin Yeo)は1985年生まれのシンガポールの作曲家。特に吹奏楽オリジナル作品で世界的に知られています。
彼は7歳で音楽教育を始め、後に中等学校と短大でトランペットを演奏しました。 地元のバンドシーンで非常に活躍しており、多くのゲスト出演も行っています。
バンド愛好家として、ベンジャミンは15歳で吹奏楽のための音楽の作曲と編曲を始めました。
彼の作品は、以来、地元のコンサートや海外のコンサートでも演奏されており、また、地元で開催されるブラス/コンサートバンドのためのシンガポール青少年祭芸術(Singapore Youth Festival Arts Presentation)や、世界中の様々なコンクール/フェスティバルにリストされています。
彼の作品の大部分は、C.L. Barnhouseや、Beriato Musicから出版されています。
2007年、彼のデビュー作品「Beyond the Highlands」は、ミッドウェスト・クリニックの「New Band Music Reading List」に選ばれました。
最近では、「Winds of Niagara」がダラス・ウィンド・シンフォニー・ファンファーレ・コンペティションで優勝し、2017年3月に初演される予定です。
続いて最新情報です。
シンガポールのバンド指導者協会から委嘱された「City of Dreams」の初演が2016年11月27日に行われました。この作品はまだ出版されていません。
また、昨年5月にアメリカで初演された「竹田の子守唄(TAKEDA LULLABY)」がC.L.バーンハウスから出版されます。2017年のカタログになるそうで、2017年8月に一般に公開される(買えるようになる)のではないか、とのことです。
比較的最近では「赤壁(Red Hill)」などの作品も好評のようです。
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