東京交響楽団が、2018年8月14日と16日に日中平和友好条約締結40周年記念とした中国(上海・杭州)公演を行う。
2018年は、1978年8月に締結された日中平和友好条約40周年を迎える。日中文化大臣二国間会合において、今年を「日中文化交流年」と定めたことを受け、同団では文化庁の委託事業として、中国・上海と杭州で公演を行う。同団はこれまでに海外において57都市71公演を行っており、上海は日本のオーケストラとして初めて中国公演を行った1986年以来、32年ぶり、そして西湖を持つ景勝地、杭州では初めての公演となる。
▼公演詳細
日中平和友好条約締結40周年/日中文化交流年
東京交響楽団中国(上海・杭州)公演 2018
[日時]
2018年8月14日(火)午後7時30分開演 上海シンフォニーホール
2018年8月16日(木)午後7時30分開演 杭州大劇院オペラハウス
[出演]
指揮=飯森範親(東京交響楽団正指揮者)
ヴァイオリン=ダン・シュウ(朱丹)
管弦楽=東京交響楽団
[曲目]
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」ポロネーズ
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ?調
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
主催:文化庁 公益財団法人東京交響楽団
後援:在中国日本大使館 在上海日本国領事館
外務省 “日中国交正常化45周年” “日中平和友好条約締結40周年”認定事業
▼会場について
上海シンフォニーホール(8月14日公演)
2014 年に完成した上海交響楽団が新しい本拠地とするホール。日本の建築家 磯崎新氏が音楽専門ホールとして設計し、永田音響設計の豊田泰久氏が音響設計をした。その音響の良さからウィーンフィルハーモニー管弦楽団をはじめとする世界の一流オーケストラも公演を行っている。
杭州大劇院(8月16日公演)
2004 年に完成した複数の劇場、コンサートホールを持つ施設。2007 年には杭州フィルハーモニー管弦楽団が設立され、その本拠地になっている。
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