これまで「世界の吹奏楽事情」シリーズをはじめご協力頂いている、ジャカルタジャパン吹奏楽団の水木様より、Indonesia Orchestra Ensemble Festival 2017の出演報告が届きましたので、ご案内させていただきます。
以下、水木様の文章にこちらで少々加筆修正を加えたものです。
去る、2017年8月25~27日の3日間、インドネシア、ジャカルタのTaman Ismail Marzuki 内のGraha Bhakti Budaya ホールで開催されたIndonesia Orchestra Ensemble Festival 2017 (=IOEF 2017) にジャカルタジャパン吹奏楽団(OTJJ)として、初めて参加してきました。
(OTJJ出演は8月27日)
このイベントは、インドネシア内のプロ演奏家やアマチュアバンドが数十組参加して、各種パフォーマンスや、ワークショップ、ガラコンサートなど多種多様な演技演奏が行われる一大イベントです。(ウェブサイトはこちら)
OTJJはこの演奏会に向けて、メンバーや楽器の補強も進めて、これまでで最多の31名で出演することが出来ました。演奏した曲目は、日本吹奏楽でおなじみの七夕や、ディスコキッドなどのほか、インドネシア伝統の音楽Indonesia pusaka やPileuleuyanなどを吹奏楽用にアレンジして演奏しました。
ジャカルタでは吹奏楽というジャンルや形態の団体が少なく、500名を優に超えるホールを満たすお客さんも私たちのパフォーマンスに興味を持って頂けた様です。曲が終わるたびや、知っている音楽が鳴るたびに、歓声や拍手を頂き、ステージと客席が一体となり音楽を楽しむことが出来ました。
また、その結果、閉会式では、まさかのBest Group Performance という賞を頂くことが出来ました。インドネシアの伝統音楽や現代的なオーケストラバンドがある中で、日本の吹奏楽がこのような形で認知され広まって行くことがうれしく思います。
IOEF出演後には、ジャカルタのインドネシア人の方々からも入団希望や興味をお持ちだというお問合せを頂いており、今後は皆さまに、より国際色豊かな音色をお届けすることが出来るバンドに成長したいと思っております。
最後になりますが、IOEF出演にあたり、また日頃のOTJJの活動にあたり、ご協力ご理解頂いております皆さまにお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。
OTJJ 水木太喜
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