打楽器奏者エヴェリン・グレニー氏(Evelyn Glennie)の最新情報が届きましたのでご案内します。
まず今年から参加しているプロジェクト「キングス・クロス・ミュージシャン・イン・レジデンス(King’s Cross Musician in Residence)」について。
このプロジェクトの「ミュージシャン」としてグレニー氏は過去数ヶ月間にいくつかの活動に携わってきました。このレジデンシーは今、今年の残りの期間にさらに計画された多くの活動のために「フルスイング」の状態で、次回は8月13日に開催される公開イベントに照準を合わせていますj。
キングス・クロス・ミュージシャン・イン・レジデンス・プログラムは、12月にジル・ジャーマン氏(Jill Jarman)の作品の世界初演を行う予定。
また、グレニー氏は、5月にアビー・ロード・スタジオで録音されたMichael Levineとのコラボレーションによる新しいアルバムの件でさらに忙しくなっているようです。
他のニュースとしては、年末までにグレニー氏の日記にはたくさんのことが起こっており、以下のようなイベントがあります。
グレニー氏は8月にCabrillo Festival Orchestraに参加し、4日にCabrillo Festival of Contemporary Music 2017でClarice Assadのパーカッション・コンチェルト「AD INFINITUM」の世界初演を行います。
8月13日に英国に戻り、キングス・クロス・キュービット・セッションでジェームズ・キーンの「ダンスのための作品」を演奏する予定です。グレニー氏は、この華麗なテクニカル・ピースの刺激的な、非常に活発で、リズミカルな、アスリート的なパフォーマンスで、彼女自身のパーカッシヴな音世界を一般に公開します。居住期間中、グレニー氏は一般の人々に彼らの好きな音をシェアするために質問を重ねてきましたが、今は彼女のターンで、何かを彼らに返すようになっています。 彼女自身の独特のスタイルを使用して、最高の状態で打楽器を体験したい人にとっては、その日がベストです。
8月の予定はまだあります。20日にはストックホルムで、マイケル・ドァティ(Michael Daugherty)のパーカッション・コンチェルト「Dreamachine」のスウェーデン初演を行う予定です。この作品は、2018年前半にナクソスから発売される予定です。ストックホルムでのその他の活動には、即興演奏とマスタークラスが含まれます。
9月には北アイルランドの「Proms in the Park」に参加し、9日のライブ・パフォーマンスに参加します。グレニー氏はPromsの最後の日を祝うために様々な作品を演奏します。
以上、相変わらず多忙なエヴェリン・グレニー氏の最新情報でした。
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