オランダの作曲家、クリスティアーン・ヤンセン氏(Christiaan Janssen)からコンタクトがありましたのでご紹介します。
まずはバイオグラフィーから。
ヤンセン氏は1974年2月19日生まれ。5歳から音楽に触れています。
7歳のとき、ベルギーのス=グラーヴェンフーレン(’s Gravenvoeren)の “Muziekacademie”に通いました。
そこで音楽とハーモニーの理論を学び、またトランペットと教会オルガンの演奏を学びました。
この後、マーストリヒト音楽院で吹奏楽、ファンファーレ・オルケスト、ブラスバンドの指揮をピエール・カイペルス氏(Pierre Kuijpers)、オルガンをドーティ・デローイ氏(Dorthy de Rooij)、管弦楽の指揮をヤン・ストゥーレン氏(Jan Stulen)に師事しました。
彼はまた、数名の有名な指揮者と一緒に指揮をする追加のコースを受講しました。
彼は1994年から指揮者として積極的に指揮してきましたが、現在は1つの交響楽団と2つの吹奏楽団の指揮者です。
1985年以来、彼はサウンドの実験を重ね、独学の作曲家として成長してきました。
吹奏楽のための作品は100以上あります。
彼の作品はロマンチックな性格を持ち、しばしば作品全体が発達するほんの少しのモチーフで構成されています。
対位法と透明なインストゥルメンテーションは、この点で非常に重要な役割を果たします。
彼の作品は、すべての作曲家のように、過去の巨匠の影響を受けています。
彼の作品において最も大きな影響を与えている作曲家は、ヨハン・セバスティアン・バッハ、アントン・ブルックナー、リヒャルト・シュトラウスです。
2014年に、「LBM Jubel-mars」は「Limburgse Bond van Muziekgezelschappen」(LBM)の創立75周年記念で行われた作曲コンテストで優勝しました。
2015年、「Cortege」は有名なオランダの木管アンサンブル、カレファックス(Calefax)のカレファックス作曲コンクール(Calefax Composers Competition)でAtlantic Reed Consortから特別な表彰を受けました。
彼は、室内楽グループから吹奏楽団や交響楽団まで、幅広いアンサンブルの作品の作曲や編曲を定期的に求められています。
彼の作品は、ブラス・オー・サックス・ウェスターロ・ファンファーレ・バンド(Fanfare band Brass-aux-Saxes Westerlo:ベルギー)、王立ベーフェレン=レイエ吹奏楽団(Royal Bevers Wind orchestra Beveren-Leie:ベルギー)、王立聖ミカエル・トルン吹奏楽団(Royal Wind Orchestra St. Michael Thorn:オランダ)、王立ボフォルツ交響吹奏楽団(Royal Philharmonic Wind orchestra Bocholtz:オランダ)、王立エイスデン聖セシル吹奏楽団(Royal Wind Orchestra Sainte Cecile Eijsden:オランダ)などによって演奏されています。
以上、バイオグラフィーでした。
最近の吹奏楽作品には「The Devils Bell」「Il Pensiero dell’Arte」「Tromp-l’oeil」などがあります。
ヤンセン氏の作品はWind Band Pressと同じくONSAが運営するGolden Hearts Publicationsでお取り扱いしています。
日本ではおそらくあまり知られていない作曲家だと思いますが、是非聴いてみてください。
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