パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ管弦楽団のクラリネット奏者として大活躍中の宮子雅子氏と世界的にsoloistとして活躍しているサクソフォン奏者、塙美里氏による合同レッスン＆コンサートが開催される。
オリジナル作品からアレンジ作品まで２人の講師それぞれの視点から幅広いアドバイス＆レッスンを受ける事ができるほか、管楽器大国、フランスが育んだ長い歴史の中にある木管楽器の本物の音色を奏でる方法を伝授。
レッスンの受講生対象は中高生、音大生、アマチュア、アンサンブル。受講生の演奏楽器の講師が主体となり片方の異種楽器の講師がアシスタントとして多角的にレッスンを行う。
受講時間は自由に選択可能で、曲目や特に学びたい点など必要があれば事前に相談することも出来る。
受講生はコンサートに出演できる。受講者、聴講者はコンサートも鑑賞可能。
※ピアノ伴奏同伴希望の方は要連絡
※定員に達し次第締め切り
講師コンサートではピアニストに同じくフランス留学仲間の小山和氏を迎え、デュオからトリオまで披露する。
レッスン＆公演詳細は以下の通り。
日時：2022年8月21日（日） 公開レッスン 11:30-18:00、コンサート 18:30 開演(18:00開場)
会場：目黒・芸術家の家スタジオ (目黒駅東口より徒歩7分 )
受講料：30分 5000円、50分 8000円
聴講＋コンサート：2000円
出演：
宮子雅子
塙美里
ピアノ共演：小山和
コンサートプログラム：
受講生による演奏
ウェーバー:クラリネット協奏曲第2番より第2、３楽章
モーツァルト:ヴァイオリンソナタK304
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏 第ニ番より第１，４楽章
申し込み、お問い合わせ：
メール（宮子）→（件名に 公開レッスン とお書きください）
tel 080-4083-6159(ポニー・ミュージック)
■講師、奏者プロフィール
塙 美里(はなわ みさと)（サクソフォン）
高度な技術を伴い、類い稀な感受性と深みを持つスーパー・ソリスト。前田記念奨学生奨学金を授与され渡仏。U.F.A.M.国際音楽コンクール室内楽部門(フランス)を審査員全員一致で優勝、併せて審査員特別賞受賞。レオポルド・ベラン国際音楽コンクール第1 位受賞。North International Music Competition サクソフォン部門第 1 位、ワールドミュー ジックコンペティション第 3 位(スペイン)。韓国・釜山で行われた釜山国際音楽祭コンチェルトコンペティションにて特別賞を受賞。ヒナステラ国際音楽コンクール第1位、モスクワ国際音楽コンクール第２位、メディチ国際音楽コンクール第2位。その他、海外の様々なコンクールで入賞。セルジー・ ポントワーズ音楽院を最優秀の成績で卒業。カンブレ音楽院最高課程を審査員満場一致の称賛付きの首席で卒業。モーリス・ラヴェル音楽院室内楽科で研鑽を積む。サクソフォンを原博巳、ジャン=イヴ・フルモー、ジュリアン・プティ、クリスチャン・ヴィルトゥ、ベアトリス・レイベル、ヴァンサン・ダ ヴィッド、パリ管首席フルート奏者ヴァンサン・リュカの各氏に師事。これまでに日本センチュリー響、ウィーン響、イスラエル・ソリスト・オーケストラと共演。ウィーン楽友協会にて現地のオーケストラとサ ン=サーンス《序奏とロンド・カプリチオーソ》を共演。ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン、NHK-FM『リ サイタル・ノヴァ』等に出演。セルマー・パリとヴァンドレン・パリの所属アーティスト。オクタヴィアレコードより『エディット・ピアフを讃えて』『ロンド・カプリチオーソ』をリリース。これまでにピッツバーグ、ガリポリス、コロンバス、フィアモンテ、フォルストブルグ、グラナダ、カサレス等の音楽院でマスタークラスを開催。文化庁海外派遣研修制度でスペインに短期留学。カサレス音楽院でコンフェランスを、パルマサクソフォンコングレスの専任講師。
ニューヨークヤングアーティストアワードで優勝し、ニューヨーク・カーネギーホールでリサイタルを開催し満員の聴衆を魅了した。
宮子雅子（クラリネット）
東京生まれ。幼少時よりピアノ、ヴァイオリンを、１０歳よりクラリネットを始め、伊藤志帆、十亀正司氏の薫陶を受ける。その後パリ国立高等音楽院のクラリネット科、バスクラリネット科、即興科、室内楽科を修了。ドイツ、イタリアでも学ぶ。パリ国立高等音楽院オーケストラ首席奏者を経て、現在パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ管弦楽団団員。これまでにソロ、室内楽、オーケストラにて数多くの演奏会に出演し世界各地でマスタークラスも定期的に行う。
小山和（ピアノ）
国立音楽大学附属高等学校音楽科を卒業。高校３年次に特待生(学費全額免除)に選ばれる。
国立音楽大学演奏学科ピアノ専攻を卒業。卒業時に卒業演奏会、東京都同調会新人演奏会、読売新人演奏会(伴奏)に出演。
大学卒業後よりパリへ留学し、エコールノルマル音楽院にてピアノ及び室内楽の高等ディプロムを審査員満場一致で取得。
その後パリ国立高等音楽院伴奏科に入学し、同音楽院を審査員満場一致の最優秀の成績で卒業。在学中よりパリ国際女声合唱団の公式伴奏者及びパリ郊外の音楽院の歌曲クラスにて伴奏員を務める。
サル・コルトーでの演奏会をはじめとする数多くの演奏会及び音楽祭に出演し、リサイタルや国内外の講習会、録音、国際コンクールでの伴奏、及び室内楽での演奏活動も活発的に行う。
現在、国立音楽大学非常勤講師(作曲専修所属)。
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