Wind Band Pressと同じくONSAが運営する楽譜出版・販売事業「Golden Hearts Publications(ゴールデン・ハーツ・パブリケーションズ)」の2021年5月 第2週の新規販売開始商品まとめです。
Wind Band Press読者の皆様はぜひGolden Hearts Publicationsの情報もチェックしてください!
フルサイズ試聴やスコア閲覧が出来る作品も多いのでどんどん商品ページをご覧になってくださいね。
■【クラリネット スケールブック】飽きずにできる 旋律的スケール練習著:バルト・ピクールhttps://www.goldenheartspublications.com/?pid=159519713
かつてプロのクラリネット奏者を目指していた、作曲家のバルト・ピクール氏が作ったスケール練習のための楽譜です。
奏者によるスケールブックは多く出ているかと思いますが、作曲家によるスケールブックは少し珍しいかもしれませんね。
海外での販売タイトルは「Scales are boring LICKS ARE FUN」です。直訳すると「スケールはつまらない、リックは楽しい」となりますが、日本のクラシックでは「リック」という言葉を使うことがないと思うので、日本用のタイトルは別になっています。
リックという言葉はクラシック音楽における「オスティナート」のような意味で、ロックやジャズで繰り返される「短い定形フレーズ」のような感じです。
いわゆる「音階」と「和音(分散和音)」を組み合わせたものがピクール氏の言う「リック」になります。
月曜日から日曜日までの旋律的スケールが用意されていて、1日1回、5分程度のウォームアップとしても使うことが出来ます。
スコアに記載のQRコードを読み込むと、特設サイトで自分のスピードや必要性に応じてサポートのための伴奏トラックを見つけることができます。
日本での販売にあたり、ピクール氏とGolden Hearts Publicationsの共同で作成した日本語版が本書になります。
■【ピアノ独奏 楽譜】
ルアンタンの印象
作曲:スーユー・ホァン
https://www.goldenheartspublications.com/?pid=159519761
この曲は、台湾のオペラ「ルアンタン」の印象にインスパイアされたピアノソロのための曲です。台湾北関ルアンタンは、管楽器と打楽器を主な演奏形態とし、寺院の縁日や式典、パレード、冠婚葬祭などでも広く親しまれています。前半部分は主にルバート歌唱の感情的な緊張感を表現し、中盤部分はリズムの違いや和声レベルの積み重ねを利用して、銅鑼や太鼓を演奏した時の生き生きとした陽気な雰囲気を解釈しています。鉦や太鼓を演奏するときの生き生きとした明るい雰囲気を表現しています。
以上、Golden Hearts Publicationsの新規取扱商品でした。
他にも色々な(特に日本でまだあまり知られていない)楽譜がありますので、ぜひ一度ご訪問いただき、ゆっくりとご覧頂ければ幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます!
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