まずはチャレンジ!2020台湾国際バンドクリニック 台湾国際吹奏楽作曲コンクール(応募締切:2020年4月30日)






 

台湾吹奏楽指導者連盟(Taiwan Band Director Association)が、新たな創作の振興を目的とし、台湾国際吹奏楽作曲コンクールを開催する。

応募者の年齢、国籍は問わないとのことなので誰にでもチャンスがあるコンクールとなっている。1人2曲まで応募ができ、演奏時間は7分~8分、グレード3~4とのこと。

予選は譜面審査で、2020年5月に行われる。本選は2020年8月の台湾国際バンドクリニック(2020 Taiwan Band Clinic)にてコンサート形式で行われ、国内外の審査員によって受賞者が決定される。

1位~3位および佳作(合計6人)には500~2,000ドル(USD)の賞金もあり、台湾のキャノン・アートより作品が出版される。

詳細は以下の通り。


2020台湾国際バンドクリニック 台湾国際吹奏楽作曲コンクール

開催趣旨:
台湾吹奏楽指導者連盟(Taiwan Band Director Association)は新たな創作の振興を目的とし、創作から出版・作品宣伝までの場を作り、世界各地の作曲家の創造活動を励ますことにより、音楽作品の量及び質の向上に寄与する。コンクールの開催を通じ、より多くの卓越した音楽家の発掘と作曲家の育成を行う。台湾の吹奏楽文化を充実させることのみならず、作曲家に創作と交流の場を提供し、世界へ芸術の力を発信することを図る。

主催者:台湾吹奏楽指導者連盟・財団法人桃園市広芸基金(Quanta Arts Foundation)

応募資格:応募者の年齢、国籍は問わない。

応募方法:

(一)台湾吹奏楽指導者連盟の公式サイトにて参加申込書をダウンロードする。
https://www.taiwanbandclinic.org/)

(二)申し込みは郵送のみとし、申し込み期限内の必着とする。封筒に宛名「台湾吹奏楽指導者連盟(2020台湾国際吹奏楽作曲コンクール申し込み)」を明記する。
【送付先】7F., No.96, Sec. 2, Changsha St., Wanhua Dist., Taipei City 10846, Taiwan (R.O.C.)
【電話番号】+886-2-2370-6619

(三)応募締切: 2020年4月30日(木)

(四)応募書類:
参加申込書
楽曲解説:500字以内(楽曲形式、創作理念、作曲手法を含める)
経歴及び写真:300字以内
提出作品のスコア:B4サイズ(25.7cm x36.5cm)で製本されたスコアのコピー8部
提出作品の音源:CDプレイヤーで再生できるCD-R のMIDI音源もしくはWAV音源
参加者自身の創作作品であることの宣誓書(任意書式・サイン入り)

六、募集内容・応募規定

(一)提出作品は以下の規定に従う:
楽曲形態は吹奏楽編成
出版及び公開上演されたことがない作品
過去に受賞した作品の提出は不可
委嘱された作品の提出は不可
共同で創作された作品の提出は不可

(二)1人2曲まで応募ができる

(三)難易度:グレード3 ~ 4

(四)作品テーマ:指定なし

(五)演奏時間:7分 ~ 8分

(六)編成:楽器の編成は以下の表を原則する。ただし表の編成を超えてはならない。
Piccolo
Flute 1. 2.
(Opt.) Oboe 1. 2.
(Opt.) Bassoon 1. 2.
(Opt.) E♭ Clarinet
Bb Clarinet 1. 2. 3.
(Opt.) E♭ Alto Clarinet
B♭ Bass Clarinet
E♭ Alto Saxophone 1. 2.
B♭ Tenor Saxophone
E♭ Baritone Saxophone
B♭ Trumpet 1. 2. 3.
F Horn 1. 2. 3. 4.
Trombone 1. 2. 3.
Euphonium
Tuba
String Bass
Timpani
Bass Drum
Snare Drum
Cymbal
Vibraphone
Glockenspiel
Xylophone
Marimba
Aux: Triangle, Wind Chime, Tambourine, Bongo,
Conga……etc.

(七)注意事項:
・提出作品の中に、参加者の名前が分かるような文字や記号、または音楽とは無関係の文字や記号の書き入れは禁止。上記に違反した場合は失格とする。

・作品中の全ての文字(タイトル・パート名・速度記号・発想記号など)は、英語表記にする。参加者が母国語で書かれた文字は英訳をつける。

・予選通過者は、連絡が届いた後の一週間以内に、印刷したパート譜を郵送で提出する。当日消印有効、期限が過ぎてしまった場合は失格とする。パート譜はA4サイズ(21 cm x29.6 cm)で片面印刷、パート名とページ番号を明記する。

・提出書類は不備がないようにする。書類に不備がある場合や応募締切が過ぎてしまった場合は、応募を受付できない。

・応募書類及びスコアは返却されない。

七、審査

(一)予選:
1. 主催者は国内外の審査員を招き、5月中に審査を行い、本選審査に進む六つの作品を決める。選出された参加者は、主催者の公式サイトにて発表のうえ、メールにて通知する。

2. 審査員は提出された作品を各自に譜面審査を行い、作品に1~5点を付ける。個々の審査員が付けた評点を合計、合計点数が一番高い6曲は本選審査に進む。もし同点があった場合は、審査員全員で同点の作品に対して投票を行う。万が一その場においても同点となった場合は、大会のアートコンサルタントが決定的な一票を入れる。

(二)本選:
1. 本選進出に臨む作品は、2020年8月の台湾国際バンドクリニック(2020 Taiwan Band Clinic)にてコンサート形式で本選審査を行い、国内外の審査員によって受賞者を決定する。

2. 本選当日、6曲の演奏が終わった後に、審査員全員は非公開の会議を開き、上位3名及び佳作賞を決める。審査結果は大会の会場にて発表する。

3. 人気賞:コンサート当日、各吹奏楽バンド・演奏者・吹奏楽指導者及び吹奏楽指揮者に投票用紙を配布する。コンサートが終わった後に公開投票を行い、一番高い票数を獲得した作品は人気賞を贈呈する。

(三)審査員:
本大会のために招いたアートコンサルタント及び国内外の審査員リストは、2020年2月に台湾吹奏楽指導者連盟の公式サイトにて発表する。

八、表彰
一位 一名:表彰状一枚、賞金及び著作権使用料2,000ドル(USD)
二位 一名:表彰状一枚、賞金及び著作権使用料1,500ドル(USD)
三位 一名:表彰状一枚、賞金及び著作権使用料1,000ドル(USD)
佳作 三名:表彰状一枚、賞金及び著作権使用料500ドル(USD)
人気賞:表彰状一枚

(一)上位三名及び佳作三名の作品は、協賛者である「CANON ART International Co. Ltd.」にて、楽譜の出版を行う。

(二)賞金に10%の所得税が含まれているため、主催者は受賞者の代わりに所得税を控除し、控除証明書を発行する。

(三)主催者は国内外の審査員を招いて審査を行う。大会状況により、受賞者の定員が調整される場合があり、各賞に該当者なしの場合もある。

九、注意事項:

(一)受賞作品の著作権は、受賞者に帰属する。上位三名及び佳作三名の受賞者は、主催者「台湾吹奏楽指導者連盟」及び協賛者「キャノン・アート」と著作権ライセンス契約を結び、主催者及び協賛者は媒体・時間・回数・形式・地域に限らずに作品を使用・発表ができる。受賞者は契約を締結した主催者及び協賛者に人格権を行使しない。

(二)受賞者は提出した作品は自身の創作であることを誓約しなければならない。もし第三者の権利侵害が発生した場合は、受賞者の自己責任となる。万が一受賞者により主催者にも侵害が発生した場合は、主催者から受賞者に損害賠償を請求することがある。なお、受賞者は盗作した場合や法律に違反した場合は、主催者は受賞者の賞を取り消し、著作権使用料を回収する権利がある。

(三)主催者及び審査員は最終の議決の権利を持つ。

(四)補足説明や最新情報があった場合は、台湾吹奏楽指導者連盟の公式サイトにて発表する。

十、お問い合わせ先
台灣管樂指導者聯盟(台湾吹奏楽指導者連盟)
ADDs:108台北市萬華區長沙街二段96號7樓
TEL:+886-2-2370-6619
FAX:+886-2-2370-7092
Web:https://www.taiwanbandclinic.org/
E-mail: taiwanclinic@gmail.com




協賛






Wind Band Pressへの広告ご出稿はこちら


その他Wind Band Pressと同じくONSAが運営する各事業もチェックお願いします!

■楽譜出版:Golden Hearts Publications(Amazon Payも使えます)


■オンラインセレクトショップ:WBP Plus!






■【3社または3名限定】各種ビジネスのお悩み相談もお受けしています!

様々な経験をもとに、オンラインショップの売上を上げる方法や商品企画、各種広報に関するご相談、新規事業立ち上げなどのご相談を承ります。お気軽にお問い合わせください。



▼人気の記事・連載記事

■プロの指揮者・岡田友弘氏から悩める学生指揮者へ送る「スーパー学指揮への道」
プロの指揮者・岡田友弘氏から悩める学生指揮者へ送る「スーパー学指揮への道」

■作曲家・指揮者:正門研一氏が語るスコアの活用と向き合い方
作曲家・指揮者:正門研一氏が語るスコアの活用と向き合い方

■有吉尚子の【耳を良くする管楽器レッスン法】~ソルフェージュ×アレクサンダー・テクニーク~
有吉尚子の【耳を良くする管楽器レッスン法】~ソルフェージュ×アレクサンダー・テクニーク~

■【エッセイ】ユーフォニアム奏者・今村耀の『音楽とお茶の愉しみ』
今村耀エッセイ

■僧侶兼打楽器奏者 福原泰明の音楽説法
福原泰明の音楽説法

■石原勇太郎の【演奏の引き立て役「曲目解説」の上手な書き方】
曲目解説の上手な書き方

■石原勇太郎エッセイ「Aus einem Winkel der Musikwissenschaft」
石原勇太郎エッセイ

■音楽著作権について学ぼう~特に吹奏楽部/団に関係が深いと思われる点についてJASRACさんに聞いてみました
音楽著作権について学ぼう

■【許諾が必要な場合も】演奏会の動画配信やアップロードに必要な著作権の手続きなどについてJASRACに確認してみました
動画配信