【編集長コラム】「勉強のために」演奏会に行く必要はない?たまには気軽に行ってみよう!

こんにちは!

Wind Band Press編集長の梅本です。

この編集長コラムでは、最近気になることや、経験上何か役立ちそうなことなんかを、ちょこちょこと書いていきます。


前回、前々回と「演奏会に行く」ということについて書いてきました。

▼【編集長コラム】初めての演奏会は、どの演奏会に行けばいい?
https://windbandpress.net/10840

▼【編集長コラム】アマチュアの演奏会よりプロの演奏会に行くべきなのか?
https://windbandpress.net/10934

演奏会に行く最初のきっかけは様々ですし、行く年齢も様々だと思います。中学生や高校生なら学校の顧問の先生や指導者から「勉強のために行ってきなさい」と言われて集団で行くパターンもあるでしょうし、学生時代は演奏会に行かなかった、また社会人になってから楽器を始めた、という方もいらっしゃるかと思います。

勉強も大事ですが、今回は、「だけどどうせなら勉強以外の理由でも演奏会に行ってみよう」というお話です。毎回毎回、勉強するつもりで意気込んで行くと疲れちゃいますよね。プロアマ問わずどんな演奏会でも、たまには何も考えずに演奏を楽しんでみるのも良いかと思います。

僕も招待を受けている演奏会の中でも「レポートを書かなきゃいけない演奏会(取材)」と「書いても書かなくてもどっちでもいいと言われている演奏会」の2種類があります。前者の場合はかなり気合を入れますし演奏中にメモも取らないといけません(場合によっては朝のリハーサルからずっと会場にいます)。「この音楽をどうやって言葉で伝えればいいんだろう、どうやったら伝わるんだろう」ってずーっと考えています。疲れます。後者の場合はただ「わー楽しい」って聴いているだけなのでより一瞬一瞬に集中出来るような気がしますね。

僕の場合の後者のように気楽に行っても、しっかりと何かしら得るものはあります。なのでメモを取りまくるだけでなく、たまには気楽に臨んでほしいなと思いますし、それで良いんじゃないかと思います。

ただ、「これだ!」っていう得たものがあったならそれはしっかり覚えておいて、その後の自分の練習・演奏につなげたり、もっと経験値を増やすために他の演奏会の予定を押さえたり、次につなげてみましょう。きっと楽しいですよ。

勉強目的で行くにしろ気楽に行くにしろ、演奏上達のための学びを得たいのであれば、チケットが高くてもウィーンフィルだベルフィルだといった一流の演奏に触れたほうが良いと思いますが、そういう人たちを目指している若くてまだ名前が売れていないプロの演奏会は比較的安くチケットが買えると思います。

彼らも一流の人達に師事して学んで吸収してようやくその地点まで来て、それを演奏会という形で披露しているので、彼らからアマチュア奏者が学べることはとても多いでしょう。もちろん一流の人の公演だったら、言うまでもなく感動的なほどに得られる学びの量は段違いになります。楽しむためだけに行ったはずなのに、あまりの凄さにいやでも学んでしまう刺激的な演奏会、それが一流のプロの演奏会です。お金が溜まったらそういう演奏会にも段階的にステップアップしながら足を運んでみましょう。

勉強のために!と意気込んで行くのもまた楽しいので決してそれを否定するわけではなく、バランスを取りましょうということですね。普段「勉強してこい」と言われないと演奏会に行かない、という人も、たまには気軽に気負わず近場の演奏会に足を運んでみてはいかがでしょうか。


その他「コラム」のコーナーには色々な方の面白くてためになる読み物が沢山ありますので、ぜひ読んでみてください。

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