「腹筋運動は意味がない!」有吉尚子の【耳を良くする管楽器レッスン法】~ソルフェージュ×アレクサンダー・テクニーク~

この記事を読むのに必要な時間は約 2 分 17 秒です。

昔の吹奏楽指導ではよく
腹筋運動を1日100回!
なんてことが言われていました。

この仰向けから起き上がる
いわゆる腹筋運動で最初の身体を
少し持ち上げるのに使われるのが
鍛えるとムキムキになる
お腹表面の筋肉(腹直筋)です。

これ、
演奏時はものすごくフォルテで
吹き込むとき以外、
呼吸することに関して
あんまり大きな助けに
なるわけではありません。

そして実際に身体を起こすのに作用
するのは大腰筋という脚の筋肉。

つまり起き上がりの腹筋運動で
主に鍛えられるのは
呼吸にはほとんど関係ない
お辞儀をするための脚の筋肉
なんですね。

それよりも吹奏楽器演奏の
吹き込みを助けるのは、
お腹まわり全体の筋肉です。

お腹まわりをぐるっと背中も含め、
胴体の底部も含め、
全体を囲むようについている
何層かの筋肉(腹横筋・内腹斜筋・
外腹斜筋・骨盤底筋など)です。

この筋肉群が胴体全体を
絞る方向に狭まっていくことで
内臓を上に押し上げ、
その結果として横隔膜が上に上がり
肺が圧迫されて内部の空気が
外に出ていくのが、
息を吐くという動作。

お腹の正面にある腹直筋だけでは
この全体を絞る動きは
できないんですね。

中高生ではそんなことは
まだ学校で習っていないので
楽器の先生が教えてあげる
必要のあることの一つです。

ぜひレッスンや講習会の時に
活用してくださいね!

クラリネット奏者/音楽センス引き出しレッスン講師
有吉尚子

 

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※この記事の著作権は有吉尚子氏に帰属します。


有吉尚子氏プロフィール

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栃木県日光市出身。
都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。
クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。

ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。

受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。
及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。

2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。
2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。

オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。
また、音楽講師のためのソルフェージュや音楽理論、演奏するときの効率的な身体の使い方などレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。

ボディチャンス認定ボディシンキング(身体の構造と機能指導資格)コーチ。
アレクサンダー・テクニーク教師。

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