フランスのサクソフォーン奏者、カール=エマニュエル・フィスバッハ氏(Carl-Emmanuel Fisbach)の最新情報とご紹介

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フランスのサクソフォーン奏者、カール=エマニュエル・フィスバッハ氏(Carl-Emmanuel Fisbach)とコンタクトが取れましたので、氏の最新情報及びご紹介です。

まずはバイオグラフィーから。


カール=エマニュエル・フィスバッハ氏は、フランス系アメリカ人の芸術家の家庭で生まれました。

氏は、フランスおよび海外で定期的にコンサートを行っています。

彼のキャリアの始め、2005年に、彼はスピヴァコフ・ロシア財団のメンバーになり、モスクワでコンサートを行いました。2006年と2007年には、エカテリンブルクのオーケストラのソリストとして招聘され、音楽院でいくつかのマスタークラスを行っています。

2006年には第14回世界サクソフォーン・コングレスのためにスロベニアのリュブリャナで彼のサクソフォン・カルテットで演奏しています。

2008年にはパリ音楽院のサクソフォン・アンサンブルで演奏するために米国全土でツアーを行いました。

2010年、ジュネーブのラジオ・スイス・ロマンデで、日本の作曲家、横井佑未子氏による協奏曲「Voiceless Letters」を初演。

2011年、彼はパリ音楽院でブルーノ・マントヴァーニの「Troisieme Round」を作曲家自身の指揮で演奏しました。

2012年から2013年にかけて、ウェールズ、日本、ドイツ、ペルー、ロシア、オーストリア(ウィーン・サックスフェスト)などを訪れています。

2013年8月、彼はRoberto Fores Vesesが指揮したOrchestre d’Auvergneと、ティエリー・エスケイシュ氏(Thierry Escaich)による協奏曲「Le Chant des Tenebres」を演奏しました。

2014年5月、グラスゴーで、ダニエル・フィーゴルス=キューバス氏(Daniel Figols Cuevas)による協奏曲、「Quale」の初演をガリー・ウォーカー氏(Garry Walker)氏指揮、レッドノート・アンサンブル(Red Note Ensemble)と共に行いました。

氏は、彼のレパートリーにタンゴを含むトランスクリプションを統合しています。

このオープンで折衷的なアプローチにより、彼は多くの国際的なフェスティバルや権威ある場所に招聘されています。ブリュッセルの「Flaneries musicales de Reims」、「Ars Musica」、ジェノヴァの「Archipel Festival」、リマの「国際音楽現代音楽フェスティバル(International Contemporary Music Festival)」、「宜蘭-台湾芸術祭」、上海東方芸術センター、1905 Re-Creative Space Shenyang、東京のサントリーホール、サンタフェ劇場、コンツェルトハウスベルリン、コンツェルトオーケンヘンケルスフェルト、コングレスイムパークアウグスブルクなど。

彼は、Selmer、Vandoren、Mecenat Musical Societe General、Yamaha Music Foundation、Meyer Foundation of Europe、Sasakawa Foundationの支援を受けています。 パリ国立音楽大学(CNSMDP)の卒業生で、国内外の大会で賞を受賞し、東京財団のSYLFF Leadership Initiative Awardを受賞しました。


以上、バイオグラフィーでした。

最新CD「Tango Continuo」についての日本語ライナーノーツ(ピアニストのジョバンニ・ミラバッシ氏によって書かれたもの)も送って頂いたので、一部を掲載します。

引用
パリを本拠とするカール=エマニュエル・フィスバッハはフランスと南米両文化が混ざり合った環境の中で育ち、特にアルゼンチンの影響を強く受けている。

またダビット・パンツルはウィーンを本拠としているが、音楽家でギターの大ファンである両親の影響を受け幼少期より南米の音楽に馴染んでいた。

二人は日本で行われた2011年3月に起こった東日本大震災による津波の犠牲者を偲ぶイベントで偶然出会い、それ以来彼らの間には強い芸術的な結びつきが生まれ、その最初の成果としてこのレコーディングを製作することとなった。

このレコーディングに演奏されている作品にはフィスバッハとパンツルが愛着を抱いているアストル・ピアソラの音楽のアレンジを応用している。彼らはフルートの妙技をサクソフォンに、ギターの妙技をマリンバとビブラフォンに対応させて成功している。

彼らはパリを拠点としながら自身の文化の起源を音楽の中に取り込むよう努力しているアルゼンチンの象徴的な作曲家ルイス・ネオンの作品を称賛する事により近代音楽への関心も示している。また、彼らは前衛的な作曲家マシュー・ボニラバンドがイベリア半島に長期滞在中フィスバッハとパンツルのデュオの為に作曲したサラバンドも演奏している。

(c) Giovanni Mirabassi

最新の日本に関連したニュースとしては、
2012年8月:オーストリアのパーカッショニスト、デヴィッド・パンツル氏(David Christopher Panzl)とのサントリーホールでのパフォーマンス
2016年4月:オーストリアのパーカッショニスト、デヴィッド・パンツル氏(David Christopher Panzl)との最新のCD「Tango Continuo」のリリース
があります。

今後の予定は以下の通り。

2017年8月:中国湖北省でツアー
2017年10月:アルゼンチンツアー
2017年11月:台湾ツアー
2017年12月:フランスのラジオフランスで録音
2017年12月/ 2018年1月:パリでのコンサート
2018年2月:ロシアのエカテリンブルクでツアー
2018年2月:ペルーのリマツアー
2018年4月:CDレコーディング(Duo Azar)

多忙ですね・・・ちなみにメールの返信も、中国の湖北省から送って頂きました。

まずは最新CD「Tango Continuo」、是非聴いてみて下さい。

動画もあったのでいくつかご紹介しますね。

▼Night Club 1960, Astor Piazzolla / Carl-Emmanuel Fisbach, saxophone / David Panzl, percussion

▼act V, Yumiko Yokoi by the Duo Azar (excerpt)

▼Astor Piazzolla, Tango-Etudes by the Duo Azar

▼Carl-Emmanuel Fisbach — Sonata for Alto Saxophone and Cello, I, Edison Denisov

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