※この記事はブログ「クラシック・ミュージック販促会議」の記事を編集・再構成したものです。
PRの最後の一手なのか最初の一手なのか、
よくわかりませんが超強力なのがプレスリリース。
報道媒体に向けての情報発信ですね。
プレスリリースってのは誰にでも打てます。
もちろん採用されるかは別です。
主催のイベントや公演で何かニュース的な目玉があれば、
積極的にプレスリリースを流すと良いでしょう。
ただしほとんどの場合、スルーされます。
採用されたらラッキー、くらいに思っておけば良いです。
プレスリリースの仲介でお金を取る会社もあれば、
広告費を払わないと掲載してくれない媒体もあります。
無料で行う場合、プレスリリースを流す先は、
関係業界の媒体や、
無料でプレスリリースを受け付けている媒体になります。
後者で業界以外の一般的な媒体であれば、
全国的なニュースを扱うところではスルーされることがほとんどでしょうが、
地方紙や地域ニュースを扱うサイトであれば、
受付をしていなくても問い合わせたら掲載の可能性もあるのではないでしょうか。
いずれにしても、打つことです。
ただし、プレスリリースとして投稿した記事が、
そのまま使われるという保証はなく、
媒体ごとにバイアスがかかる可能性は考慮しておくべきでしょう。
プレスリリースの書き方ですが、
販促メルマガではないので事実を淡々と書けば良いでしょう。
掲載される媒体でどのように扱われるかを想定することですね。
受付の担当の方はメルマガのように件名で判断することも多いようなので、
メールを送る際は件名そのものがニュース見出しのような形にしたらよいのでは。
目玉になるような
・誰が
・何を
・どこで
・いつ
というあたりをザッと書けば良いかと思います。
例
時代に埋もれた作曲家●●の作品の日本初演
とかですかね。
あとは
・日付
・団体名
・元記事のURL
・本文
・問い合わせ先(メアドだけでなく電話番号も入れましょう)
という感じで書けば良いでしょう。
本文は、そのまま掲載されても問題ないような文章を書きます。
たとえ改変される可能性があるとしてもです。
プレスリリースの送り方ですが、
基本的に上記のようなサイトや雑誌、地域紙などにコンタクトすれば良いでしょう。
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