予期しない、驚くべき音楽に出会う この秋、聴き逃してはならないパーカッショニストが日本初上陸!アレクセイ・ゲラシメス パーカッション・リサイタル(2018/11/4:彩の国さいたま芸術劇場)






ドイツ生まれのパーカッション奏者アレクセイ・ゲラシメス氏が初来日公演を行う。

ホールからのコメントは以下の通り。

ドイツを中心に注目を集める打楽器奏者アレクセイ・ゲラシメスがついに来日。

クラシックから現代作品、ジャズ、ミニマル音楽をレパートリーとし、2017年にはエルプフィルハーモニー・ハンブルクのオープニングにて、振付家のサシャ・ヴァルツと共演、またタン・ドゥン指揮NDRエルプフィルハーモニー管との共演でドイツ・ツアーを大成功させるほか、広く活動を展開しています。

また、作曲家としてもその感性を遺憾なく発揮した作品を生み出しており、その中でもスネアのあらゆる奏法を取り入れた《アスヴェンチュラス》は日本においても人気が高く、打楽器学生を中心に演奏機会の多い作品です。

今回はスネア、マリンバ、ビブラフォンなどのソロのほか、テープ(音源)&打楽器やパフォーマンス要素の多い作品、そしてクセナキス《ルボンB》など多様な音世界を感じられるプログラムを披露します。

あらゆる打楽器をアクロバティックかつ繊細に操る彼の姿は、打楽器奏者としてのみならず、時としてダンサーやパフォーマーのよう。

「世界を耳で見ている」と語るゲラシメス、聴衆の感性を研ぎ澄ませる彼の音楽を体感してみませんか。

———-
アレクセイ・ゲラシメスは、新たな時代を切り拓くミュージシャンの一人で、人並み外れた才能、素晴らしいテクニックを兼ね備え、新しい奏法や実験的なプロジェクトにも果敢に挑んでいます。

レパートリーは、古典から現代そして自作までとバラエティーに富み、その数は膨大です。抜きん出た実力を持つ音楽家として、自然体でユーモアに溢れた人柄が演奏や取り組む姿勢に表れ、より彼の魅力を際立たせています。

エルプフィルハーモニー・ハンブルクのグランド・オープニングで、私は嬉しいことに彼と協働する機会に恵まれました。枠にとらわれない彼の力強い思考回路はこの期間中に垣間見られ、打楽器の世界でゲラシメスが取り組んでいる実験的プロジェクトでも同様に感じることができます。

ゲラシメスの培った音楽が、好奇心旺盛な素晴らしい日本の観客に届くことを嬉しく思っています。公演の成功を祈っています。
───  サシャ・ヴァルツ(振付家/演出家)

公演詳細は以下の通り。


日時:2018年11月4日(日) 15:00開演

会場:彩の国さいたま芸術劇場 小ホール

曲目:
アレクセイ・ゲラシメス:アスヴェンチュラス
アレクセイ・ゲラシメス:スピラトン (日本初演)
ハビエル・アルバレス:マラカスとテープのための”テマスカル”
マーク・グレントワース:ブルース・フォー・ギルバート
ネボジャ・ジヴコヴィッチ:イリヤーシュ
アレクセイ・ゲラシメス:ソウル・オブ・ボトル (日本初演)
アレクセイ・ゲラシメス:エラウィ (日本初演)
ケーシー・カンジェローシ:バッド・タッチ
ヤニス・クセナキス:ルボンB

チケット:【全席自由】
一般:3,300円
U-25*:2,000円
メンバーズ:3,000円

※U25*・・・公演時、25歳以下の方対象/ご入場時、身分証明書をご提示ください。

チケット取扱い:

SAFチケットセンター 電話 0570-064-939(彩の国さいたま芸術劇場休館日を除く10:00~19:00)
※一部携帯電話、PHS、IP電話からは、ご利用いただけません。
※車いすをご利用の方はお電話にてご予約ください。

SAFチケットオンライン
※初めてご利用になる方は利用登録(無料)が必要です。

・彩の国さいたま芸術劇場(休館日を除く10:00~19:00) アクセス
・埼玉会館(休館日を除く10:00~19:00)アクセス

※U-25チケットは、SAFチケットセンター(電話、SAFチケットオンライン)、劇場窓口のみでのお取扱いとなります。

イープラス
チケットぴあ  0570-02-9999(音声自動認識/Pコード118-500)

お問い合わせ先:
SAFチケットセンター 0570-064-939(彩の国さいたま芸術劇場休館日を除く10:00~19:00)
※一部携帯電話、PHS、IP電話からは、ご利用いただけません。

主催:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団
後援:埼玉県吹奏楽連盟

託児サービス:
2歳以上の未就学児に対して託児のご予約を承ります。
(本公演への未就学児の入場はご遠慮いただいております)

【お申し込み先】
株式会社コマーム
048-256-1666(土・日・祝を除く9:00~18:00)
※お子さま1人につき1,000円の負担金をいただきます。
※公演1週間前までにお申し込みください。
※定員になり次第、締め切らせていただきます。

アレクセイ・ゲラシメス Alexej Gerassimez/パーカッション

1987年ドイツのエッセン生まれ。打楽器奏者として多面的な活動を展開している。クラシックから現代作品、ジャズ、ミニマル音楽をレパートリーとするが、それだけでなく、作曲家としてレパートリーをさらに拡大している。
NDR北ドイツ放響、ハノーヴァー放送オーケストラ、バイエルン放響,ボンのベートーヴェンオーケストラ、シュツットガルト放送オケ、ベルリン響などのオーケストラとソリストとして共演。G.アルブレヒト、C.ヤーヴィリ、E.G.ヤンセン、M. タバシュニクなどの指揮者と共演。
ソロ演奏や自らの打楽器グループとともにメルケンブルク音楽祭やベートーヴェン音楽祭(ボン)等に参加するほか、室内楽グループとの共演も各地で行っている。2015-16年シーズンでは、バイエルン放送が主催している室内楽シリーズやフランクフルトのアルテオーパー、ドイツラジオ放送局主催のケルンでの公演に参加。15年には、国立青少年バレエ団のハンブルク公演で初共演を実現するほか、ニュージーランドの作曲家ジョン・プサタスが作曲で参加した映画『ノーマンズ・ランド』の音楽を演奏した。
さらに、打楽器の可能性を知ってもらうため、できる限りさまざまな聴衆に向け、芸術的探究心と歓びを共有する機会を多くもっている。時には音楽と関わりのない道具、例えばブレーキ盤、樽、水中プロペラなどをいつも使う打楽器にとりまぜて使ったりする。
日常生活に密接した音やリズムからインスピレーションをもらい、伝統的な音楽や新しく思いついた音楽に多様な音楽様式を組合せ、聴衆に耳新しい音楽を届ける努力を惜しまない。自身の作品は、リズムや音の響きの可能性を追求した独創的なものである。12年にGENUINからリリースされた初CDには自身の作品も含まれていて、好評を得た。
コンクール受賞歴としては、14年ミュンヘン国際コンクール第2位、10年ドイツ音楽コンクール第1位、10年TROMP打楽器コンクール第1位、聴衆賞、批評家賞を受賞。
ケルン音楽大学とハンス・アイスラー音楽大学でクリスチャン・ローデルブルクとシュテファン・ヒューゲ各氏に師事。さらに、ミュンヘンの音楽芸術大学では、ペーター・サディオに師事した。イギリスのバーミンガム音楽大学では、ゲスト講師として後進の指導にあたっている。2017年11月よりドイツ国立ミュンヘン音楽・演劇大学(ミュンヘン音楽大学)の教授、彼の師であるペーター・サードロの功績を継いでいる。現在ベルリン在住。




協賛






Wind Band Pressへの広告ご出稿はこちら


その他Wind Band Pressと同じくONSAが運営する各事業もチェックお願いします!

■楽譜出版:Golden Hearts Publications(Amazon Payも使えます)


■オンラインセレクトショップ:WBP Plus!






■【3社または3名限定】各種ビジネスのお悩み相談もお受けしています!

様々な経験をもとに、オンラインショップの売上を上げる方法や商品企画、各種広報に関するご相談、新規事業立ち上げなどのご相談を承ります。お気軽にお問い合わせください。



▼人気の記事・連載記事

■プロの指揮者・岡田友弘氏から悩める学生指揮者へ送る「スーパー学指揮への道」
プロの指揮者・岡田友弘氏から悩める学生指揮者へ送る「スーパー学指揮への道」

■作曲家・指揮者:正門研一氏が語るスコアの活用と向き合い方
作曲家・指揮者:正門研一氏が語るスコアの活用と向き合い方

■有吉尚子の【耳を良くする管楽器レッスン法】~ソルフェージュ×アレクサンダー・テクニーク~
有吉尚子の【耳を良くする管楽器レッスン法】~ソルフェージュ×アレクサンダー・テクニーク~

■【エッセイ】ユーフォニアム奏者・今村耀の『音楽とお茶の愉しみ』
今村耀エッセイ

■僧侶兼打楽器奏者 福原泰明の音楽説法
福原泰明の音楽説法

■石原勇太郎の【演奏の引き立て役「曲目解説」の上手な書き方】
曲目解説の上手な書き方

■石原勇太郎エッセイ「Aus einem Winkel der Musikwissenschaft」
石原勇太郎エッセイ

■音楽著作権について学ぼう~特に吹奏楽部/団に関係が深いと思われる点についてJASRACさんに聞いてみました
音楽著作権について学ぼう

■【許諾が必要な場合も】演奏会の動画配信やアップロードに必要な著作権の手続きなどについてJASRACに確認してみました
動画配信