おひさしぶりです! 菅谷です。
(はじめましての方ははじめまして^ ^)
僕はチューバやリコーダーを吹いていますが、プロの音楽家ではありません。
チームビルディングの専門会社「チームビルディングジャパン(TBJ)」で、
いろいろな企業や団体の組織づくりのお手伝いしています。
このコラムでは、楽器をうまくなるコツではなく、
チームワークを高めて音楽をもっと楽しむための
「チームビルディング」のコツを、みなさまと一緒に考えていきたいと思います。
1月にお届けした初回コラムで
「チームビルディング」ってご存じですか?
どんなことだと思いますか?
という質問をさせていただきました。
回答してくださったみなさま、
ありがとうございます!
1つだけご紹介させていただきます。
「組織内に於ける構成員のモチベーションを高め、一人一人の力を最大限引き出して、組織を活性化させること。 自由闊達な意見を一人一人が発進出来る風通しの良さや雰囲気を作り上げる、ことかなぁ…」
「組織を活性化させる」ことに向けて、
さまざまな視点が盛り込まれていて
ステキですね♪
「モチベーションを高める」
「一人ひとりの力を最大限引き出す」
「風通しの良さや雰囲気をつくる」
いずれもチームビルディングには欠かせないことです。
チームビルディングという言葉は、一般化すると同時に
さまざまな文脈、場面で使われるようになってきました。
ちなみに、TBJでは、
チームビルディングのことを
こんなふうに表現しています。
「仲間が思いを一つにして、一つのゴールに向かって進んでゆける組織づくり」
僕の思うポイントは3つです。
1)仲間
2)ゴール(目標)
3)思いの共有
それぞれちょっと説明しますね。
1)「仲間」がいないと合奏はできません。では、その仲間ってどうやって集めるの?
来てくれれば誰でもいい、というわけにはいきません。
ここからチームビルディングは始まっています。
2)あなたの楽団のゴール(目標)は何ですか?
「コンサート」や「コンクール」というところが多いのではないでしょうか?
あるいは大きく捉えて「団員間の親睦」「技術の向上」「地域への貢献」といった
楽団もあるかもしれません(こうなると「理念」とか「使命」に近いですね)。
楽団の目標がすぐに思い浮かびますか?
目標がはっきりしていると、チームは力を発揮しやすくなります。
3)楽団に所属しているみなさまなら、
すでに「仲間」がいて、おそらく何らかの「目標」に向かって
活動されているのではないかと思います。
仲間がいても、ちょっとしたすれ違いでうまくいかないことはありませんか?
目標について、みんな納得して取り組んでいますか?
そんなふうなメンバー一人ひとりが内面で感じていることや考えていること。
つまり「思い」が、チームワークに大きな影響を及ぼします。
まとまらない話になってしまいましたね(^^;)
1・2回目のまとめです。
- 「チームビルディング」という言葉は注目を集めてきている一方、さまざまな場面で使われていて定義はそれぞれです。
- TBJでは「仲間が思いを一つにして、一つのゴールに向かって進んでゆける組織づくり」と言っています。
- チームビルディングに興味をもったら、「チームビルディングという言葉で何を実現したいか?」を具体的にイメージしてみることが大事です。
====================
あなたはチームビルディングで
どんな楽団を実現したいですか?
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チームビルディングに特効薬はありませんが、
漢方薬のようにじわじわ効くコラムをお届けできればと思っています♪
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是非ご覧ください!
今日のところは、この辺で失礼します。
菅谷がお送りしました!
※この記事の著作権は菅谷宏一氏に帰属します。
菅谷 宏一(すがや こういち)プロフィール
茨城県水戸市生まれ。茨城県取手市在住。
中央大学にて心理学、筑波大学大学院にて教育学を専攻。チームビルディングにつながる対話やファシリテーション、ワークショップの考え方に出会う。教員5年、コミュニティスペース運営4年を経て、2016年からチームビルディングの専門会社「チームビルディングジャパン」で企業・団体の組織づくりを支援している。生涯学習開発財団認定ワークショップデザイナー。
8歳からリコーダー、10歳からチューバを始め、独奏・室内楽・吹奏楽・管弦楽などで活動。所属する大学・一般の吹奏楽団で吹奏楽コンクール全国大会に3回出場し、うち1回は金賞を受賞している。
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