ギップス「シンフォニエッタ」、フランセ「トロンボーン協奏曲」日本初演!シンフォニエッタ 静岡 第67回、第68回定期公演(2021/10/13:東京、10/14:京都)

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フランス作品を中心に独特な選曲とクオリティの高い演奏が好評の室内オーケストラ、「シンフォニエッタ 静岡」が第67回、第68回の定期公演をそれぞれ東京、京都で行う。

今回のテーマは「陽気なパリ ケルトの神秘」。弦楽器・打楽器を除いた管楽アンサンブルでの、フランスとイギリスの作曲家による管楽合奏作品の演奏会となる。

プログラムは、2組の木管五重奏を基本編成に、3つの金管楽器(ホルン、トランペット、トロンボーン)の独奏を伴う作品で構成されている。

ホルン独奏を伴うフランスのシュミット「リートとスケルツォ」に続き、今年生誕100年を向かえるイギリスのギップスによる「シンフォニエッタ」は日本初演。

ギップスは当時まだ珍しかった女性の作曲家として不当な評価を受けてきたが、ケルトの神秘的な雰囲気を持つ美しい作品を多く遺した。

後半は2人のパリジャンによる作品。プーランクの「ソナタ」は3人の金管楽器奏者のための作品。フランセによる「パリのゲイ」は、トランペット独奏を伴う陽気な作品(日本初演の可能性あり)。同じくフランセによる「トロンボーン協奏曲」もフランセらしい軽快な作品で、今回が日本初演となる。

まだ日本では聴かれたことがない管楽アンサンブルを体験する貴重な機会、お見逃しなく。

公演詳細は以下の通り。

シンフォニエッタ 静岡 第67回定期公演
日時:2021年10月13日(水)18時30分開演
会場: 三鷹市芸術文化センター 風のホール(東京都三鷹市)

第68回定期公演
日時:2021年10月14日(木)18時30分開演
会場: 京都コンサートホール アンサンブルホールムラタ(京都市)

指揮:中原朋哉
トロンボーン:加藤直明(シンフォニエッタ 静岡、BuzzFiveトロンボーン奏者)

~陽気なパリ ケルトの神秘~

シュミット:リートとスケルツォ ★
ギップス:シンフォニエッタ(生誕100年)
プーランク:ホルン、トランペットとトロンボーンのためのソナタ
フランセ:パリのゲイ ☆
フランセ:トロンボーン協奏曲(日本初演)

出演者
フルート:原田詩子 梶原一紘
オーボエ:鷹栖美恵子 小山祐生
クラリネット:竹内未緒 中里真也
ファゴット:神山純 松木葉子
ホルン:月原義行 ★ 鈴木希恵
トランペット:杉木淳一朗 ☆
トロンボーン:加藤直明

入場料:全自由席
【第67回・三鷹】一般4500円 学生1000円
【第68回・京都】一般5000円 学生1000円

チケットのお求め、お問い合わせ
シンフォニエッタ 静岡
http://www1.odn.ne.jp/ssj/

※8/21~29は夏季休業。期間中にホームページからチケットのお申込みがあった分については8/30以降に順次発送します。

主催:シンフォニエッタ 静岡、合同会社シンフォニエッタ
共催:公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団  株式会社エフエム京都(第68回)
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、静岡県
文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業

令和3年度(第76回)文化庁芸術祭参加公演(第67回)


Tomoya NAKAHARA, direction 中原 朋哉,指揮
シンフォニエッタ 静岡 芸術監督・指揮者
京都橘大学 博士(文化政策学)

愛知県生まれ、静岡県焼津市育ち。長谷川勉、伊藤康英、後藤洋のもとで作曲を学んだ後、フランスにおいて指揮をパスカル・ヴェロ、ジャン=セバスチャン・ベローに師事。1996 年フランス国立リヨン管弦楽団を指揮してプロデビュー。その後、フランスとオースト
リア・ザルツブルクにおいてユベール・スダーンを中心に多くの指揮者のアシスタントを務めた。2002 年に帰国。2005 年「シンフォニエッタ 静岡」を創設。モーツァルトとフランス近代の音楽の演奏には定評があり、当地の演奏家や作曲家からの信頼も厚い。
芸術分野に関する文化政策研究にも取り組んでおり、2018 年 3 月に静岡文化芸術大学大学院文化政策研究科を首席で修了。2021 年 3 月、京都橘大学大学院文化政策学研究科博士後期課程を修了。博士(文化政策学)の学位を取得。今後も、公的機関によるオーケストラへの支援のほか、芸術の鑑賞者に対して直接支援するバウチャー制度、芸術分野における政策評価・事務事業評価等の研究を継続する。日本公共政策学会、日本評価学会、日本音楽芸術マネジメント学会会員。


Tadaaki KATO, trombone  加藤直明 , トロンボーン
東京藝術大学音楽学部器楽科(トロンボーン専攻)卒業。トロンボーンを故 白石直之、故 永濱幸雄、神谷敏、イアン・バウスフィールド、箱山芳樹、山本浩一郎の各氏に、室内楽を栗田雅勝、神谷敏の各氏に師事。
オーケストラや吹奏楽団での客演、スタジオワーク、ミュージカル等でも演奏活動を展開。東京藝術大学管弦楽研究部 ( 藝大フィルハーモニア管弦楽団)非常勤講師を経て、現在はソリストとして、また Trio “N” や金管五重奏団 Buzz Five のメンバーとして全国各地のコンサートに出演。金管五重奏団 BuzzFive ではこれまでに、「ジャパン・ブラス・コンペティション 2001」に於いて金管五重奏部門第1位、併せて大賞、川崎市長賞、洗足学園賞を受賞。演奏以外にも後進の指導に力を入れており、吹奏楽の分野ではバンドディレクターやコンクール審査員として、またアウトリーチの分野では研修会での講師やコーディネーターとして厚い信頼を得ている。
一般財団法人地域創造≪公共ホール音楽活性化事業≫協力アーティスト。Trio “N”、金管五重奏団 Buzz Five、アンサンブル東風、Da-Bone、The Best Bee-Brass in Japan、シンフォニエッタ静岡の各メンバー。


シンフォニエッタ 静岡
Sinfonietta Shizuoka, JAPAN

2005 年創立。国内外で活動する楽団員によって構成。芸術監督・指揮者にはヨーロッパでの経験も長い中原朋哉、レギュラー・ゲスト・ソリストにフランスを代表するヴァイオリニストのオリヴィエ・シャルリエ、レジデントコンポーザーに長谷川勉を擁す。フランスの地方オーケストラのような色彩豊かな音色を持ち、プロオーケストラとしては国内で唯一バソン(フランス式ファゴット)の定席がある。
2012 年には作曲後 86 年間演奏されずにいたフランスの作曲家ポール・ラドミローの「交響曲」の世界初演、2010 年にはプーランクのオペラ「声」において同じくコクトーの台本によるビュフェの版画 26 点とのコラボレーションを行い、いずれも高い評価を得た(2019 年に再演)。2015 年からはオンド・マルトノ奏者原田節と共演を重ねている。
シンフォニエッタ 静岡の公演は、これまでの常識を打ち破る企画・プログラムとして注目を集めている。これら様々なアイデアは静岡県内外の文化施設や他の音楽団体にも大きな影響を与えている。2015 年 1 月、創立 10 周年を機にサントリーホールにて東京定期公演を開始、2020 年からは大阪・京都での関西定期公演を開始し、活動の場を広げている。




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