ヤマハ株式会社は、 打楽器の新製品として、 『YCHシリーズ』、 『YV-2030MS』、 『YT-2030MS』を2020年3月2日(月)に発売する。
同社が開発した「チャイム」、 「ビブラフォン」、 「メタロフォン」は、 1980年代の発売以来、 音色、 演奏性が評価され、 吹奏楽部の学生からハイエンドアマチュア、 プロの演奏者まで幅広く愛用されている。 このたび発売する『YCHシリーズ』『YV-2030MS』『YT-2030MS』は、 プレーヤーから届いた意見や要求を随所に反映し、 楽器としての響きとデザイン、 演奏性をさらに磨き上げ、 演奏に最適な機能を追求し開発したモデル。
ヤマハ チャイム『YCH-7018』
ヤマハ チャイム『YCH-6018』
ヤマハ ビブラフォン『YV-2030MS』
ヤマハ メタロフォン『YT-2030MS』
品名/品番/価格(税抜)/発売時期
ヤマハ チャイム/YCH-7018/860,000円/3月2日(月)
ヤマハ チャイム/YCH-6018/660,000円/3月2日(月)
ヤマハ ビブラフォン/YV-2030MS/295,000円/3月2日(月)
ヤマハ メタロフォン/YT-2030MS/254,000円/3月2日(月)
<YCHシリーズ 主な特長>
1.ステージに華麗な彩りをそえる気品あるデザイン
シルバーを基調とした前モデルからデザインを一新。 華やかで力強いグランドピアノを彷彿とさせるフォルム、 ゴールドとブラック、 レッドの色使いで、 ステージに華麗な彩りをそえる存在感を放つ。
2.設計をゼロから見直し、 クリアで伸びのある響きを実現
最新の音響解析シミュレーションによる試作工程を経てヘッドキャップを新たに開発したことで、 音の響きがより豊かに、 音程感がよりはっきりとしたことに加え、 音の伸びが長くなった。 太管の『YCH-7018』は広いダイナミックレンジが特長で、 大編成の中でも埋もれないパワーを持つ。 また細管の『YCH-6018』は美しいクリアなサウンドを特長としており、 ユーザーのニーズに合わせた選択肢が広がった。
ヘッドキャップ: 従来モデル(左)と新モデル(右)
3.徹底的にこだわった演奏性
新形状のヘッドキャップにより打撃時のスイートスポットが広くなっただけでなく、 楽器の高さを低くしたことで演奏ポジションが低くなり、 子供から大人まで最適な姿勢で演奏することができる。 また、 音管の取り付け方法をワイヤー吊りとしたことで、 正しい位置にセッティングすることや、 ワイヤーが破損した際の交換が従来に比べて容易になっている。
左から『YCH-7018』、 従来モデル、 『YCH-6018』
ワイヤー吊りシステム (特許取得済)
<YV-2030MS/YT-2030MS主な特長>
1.高さ調整機能で演奏者のベストポジションを瞬時に実現
ガススプリング方式を採用し、 高さを簡単に調整することができるようになっている。 幼児から大人まで最適な姿勢で演奏をすることができる(可変範囲は19cm)。
接地面から音板上面までの距離:66~85 cm
2.ダンパー構造変更による操作性、 止音性改善
従来のモデルでは金属のロッドで連結していたダンパーはベルトを採用し、 高さ調整時の蝶ボルトの緩め忘れによる故障が起こらなくなっている。 また、 パラレルアクションダンパーの採用により、 従来のアーム式に比べダンパーが垂直方向に均等に当たるため、 止音性が向上している。
新採用のダンパーベルト
パラレルアクションダンパー
3.音板素材変更による音質向上、 キャスター変更による可搬性向上
音板材に高品質なアルミニウム合金を採用したことで、 合奏時に周りの楽器と溶け込みやすい、 柔らかくて温かい音色となった。 また、 4つあるキャスターの直径を5cmから7.5cmへ変更したことで移動時の安定性が増している。
アルミニウムの音板
新しくなったキャスター
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