横浜みなとみらいホーが2023年5月で開館25周年を迎えるにあたり、ホール・オルガニストの近藤岳プロデュースのもと、記念公演が開催される。
共演には、スガダイロー(ピアノ)、有馬純寿(エレクトロニクス)、大石将紀(サクソフォン)を迎え、多様な作品を各出演者のソロやデュオで織り交ぜたプログラムで。
クライマックスに4人での即興演奏もあるとのこと。
公演詳細は以下の通り。
日時:2023年6月9日(金) 19:00開演(18:20開場)
会場:横浜みなとみらいホール 大ホール
入場料:全席指定:2,500円
学生、障がい者手帳等※をお持ちの方:2,000円
未就学児入場不可
チケット購入方法:
横浜みなとみらいホールチケットセンター
チケットぴあ
出演:
近藤 岳(こんどう・たけし|オルガン)
オルガニスト、作・編曲家。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。同大学別科オルガン科修了。同大学大学院修士課程音楽研究科(オルガン)修了。2006年文化庁新進芸術家海外研修員としてフランス(パリ)に留学。2004年7月ミューザ川崎シンフォニーホールのオープン当初から18年3月末までホールオルガニストを務めた。現在、東京藝術大学非常勤講師(オルガン)、および国立音楽大学非常勤講師(作曲理論)。一社)日本オルガニスト協会会員。横浜みなとみらいホール第2代ホールオルガニスト。
スガダイロー(ピアノ)
ピアニスト。1974年生まれ鎌倉育ち。洗足学園ジャズコースで山下洋輔に師事、卒業後はバークリー音楽大学に留学。帰国後「渋さ知らズ」や「鈴木勲OMA SOUND」で活躍し、自身のトリオでの活動のほか、Jason Moran、向井秀徳、中村達也、U-zhaan、灰野敬二、田中泯、飴屋法水、近藤良平(コンドルズ)、酒井はな、contact Gonzo、近藤 岳、有馬純寿らジャンルを越えた異色の対決を重ね、夢枕獏との共作や星野源の作品にも参加するなど、日本のジャズに旋風を巻き起こし続ける。
有馬純寿(ありま・すみひさ|エレクトロニクス)
1965年生まれ。エレクトロニクスやコンピュータを用いた音響表現を中心に、現代音楽、即興演奏などジャンルを横断する活動を展開。これまでに数多くの演奏会で電子音響の演奏や音響技術を手がけ高い評価を得ている。2012年より国内外の現代音楽シーンで活躍する演奏家たちと現代音楽アンサンブル「東京現音計画」をスタートする。第63回芸術選奨文部科学大臣新人賞芸術振興部門受賞のほか、秋吉台国際芸術村「ペルセポリス」ソリスト、東京現音計画、東京シンフォニエッタのメンバーとして、サントリー芸術財団佐治敬三賞をこれまで複数回受賞している。国内外の実験的音楽家や即興演奏家とのセッションや、美術家とのコラボレーションも多い。現在、東京音楽大学准教授、帝塚山学院大学、京都市立芸術大学非常勤講師。
大石将紀(おおいし・まさのり|サクソフォーン)
サクソフォン奏者としてクラシック音楽、特に現代音楽のジャンルで活躍し、これまでに数々の日本初演を手がける。東京藝術大学卒業、同大学大学院修了後、03年に渡仏しパリ国立高等音楽院に入学。サクソフォン科、室内楽科、即興演奏科を全て最優秀の成績で卒業後、08年帰国。現在は国内を初めヨーロッパやアジアにおいて音楽祭の出演、リサイタルの開催、また音楽院等でマスタークラス等を行っている。第13回佐治敬三賞、令和元年度文化庁芸術祭レコード部門優秀賞受賞。現在大阪音楽大学特任准教授、東京藝術大学、洗足学園音楽大学講師、エリザベト音楽大学特別講師。
プログラム:
アルヴォ・ペルト:来る日も来る日も
スガダイロー:《季節はただ流れて行く》より〈季夏〉~〈七夕月〉~〈葉月〉
ヤコブTV:ザ:ガーデン・オブ・ラヴ
Pause Catti:再整形のドローイング (新作初演)
J. S. バッハ:いと高きところには神にのみ栄光あれ BWV 662
J. S. バッハ:キリエ、聖霊なる神よ BWV 671
フィトキン:ゲイト
スガダイロー&近藤 岳:J. S.バッハ《G線上のアリア》によるコラージュ
ペルト:鏡の中の鏡
即興演奏
主催・お問い合わせ:
横浜みなとみらいホールチケットセンター :045-682-2000
営業時間:電話 10:00~17:00/窓口 11:00~19:00(休館日・保守点検日を除く)
協賛
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