2017年も来日予定!フランスのユーフォニアム奏者、バスティアン・ボーメ(Bastien Baumet)の最新情報

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Photographe : (c) Jean-baptiste Millot

世界を股にかけて活躍するフランスのユーフォニアム奏者、バスティアン・ボーメ(Bastien Baumet)氏から最新情報をいただいたのでご紹介します。

ボーメ氏の最新CDは1か月前にリリースされた「Romance」。ボーメ氏と、ピアニストのMathilde Nguyen氏だけで録音されたCDです。

ロベルト・シューマンの「3つのロマンス」などの編曲作品が録音されており、グスタフ・シュレック(Gustav schreck)のファゴット・ソナタや、チェロのために書かれたガブリエル・フォーレの”エレジー”などが収録されています。

オリジナル作品としては、マルセル・ケンツビッチの「Legend」や、ロルフ・ヴィルヘルム(Rolf wilhelm)の「コンチェルティーノ(concertino)」、イヴォール・ボサンコ(Ivor bosanko)の「ハート・イン・ハート(heart in heart)」、フィリップ・ウィルビーの「コンサート・ギャロップ(concert gallop)」、ヤン・サンドストレーム(Jan sandstrom)の「ロッタの歌(song for lotta)」も収録されているそうです。

CDはボーメ氏のウェブサイトで入手できます。

現在はパリ警視庁音楽隊のソロ・ユーフォニアム奏者、パリ・ブラスバンドのソロ・ユーフォニアム奏者であり、パリ13区の音楽院で教鞭を執っています。

フランス放送フィルハーモニー管弦楽団(Radio France orchestra)、フランス国立管弦楽団(France national orchestra)、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団(Toulouse orchestra)、 リヨン国立管弦楽団(Lyon orchestra)などのさまざまなオーケストラと共演しており、BESSONプレイヤーとしてBESSONのスポンサードのもと、世界中で演奏活動を行っています。

今年(2016年)はオーケストラのソリストとして、ツアーのために4回来日しています。10月には大阪、東京、長野でツアーを行いました。その後直接北米ツアーに移り、モントリオール、ニューヨークを訪れています。

(ちなみにボーメ氏からWind Band Pressへのメールは、パリへ戻るための空港の中で書いていただいたそうです。彼が空港にいる間に何度かメールのやり取りをしていたことになります。ありがたいことです。)

その他にもピアノ伴奏でのソロ・リサイタルや、ブラスバンドや吹奏楽団のソリストとして世界中を旅していますが、最近ではアジア(日本、韓国、台湾、マカオ)、南米(コロンビア、ベネズエラ、コスタリカ)、ヨーロッパ(フランス、スペイン、西ヨーロッパ諸国)を回っていたそうです。

昨年はヨハン・デメイ(Johan de Meij)の「UFOコンチェルト(UFO concerto)」のフランス初演をMetz wind bandとともに行っています。

今年の4月には埼玉プレミアブラスとピーター・ミーチャン(Peter Meechan)の「アセント(ascent)」の世界初演を行い、9月にはパリ・ブラスバンドとオリヴィエ・カルメル(Olivier Calmel)の「radiance」の世界初演を行っています(2曲ともボーメ氏のために書かれた作品)。

ボーメ氏は現在、フランス、イギリス、ベネズエラの作曲家にユーフォニアムとブラスバンドのための作品を8曲オーダーしていて、これらの作品は来年、今後発売予定のCDのために録音されるそうです。

2017年1月にはジャン=マルク・ブーデ(Jean-Marc Boudet)の作品「le bucher d’hercule」の世界初演を行います。 ユーフォニアム、弦楽オーケストラ、パーカッションのための作品で、モンペリエ国立管弦楽団と演奏します。

2017年4月には、私はFabien Caliによってボーメ氏のために書かれた作品の世界初演を行います。ユーフォニアムとブラスバンドのための作品で、ベルギーのベルジアン・ブラス・アカデミーで演奏する予定。

そのような感じで先々まで予定が埋まっており多忙を極めているようですが、来年にはおそらくスポンサーであるビュッフェ・クランポン・ジャパンの50周年記念で日本に戻ってくるかもしれないとのこと。

ただそれだけに限らずもっと日本には来たいと考えているようなので、ファンの皆様はお楽しみに。

以上、バスティアン・ボーメ(Bastien Baumet)氏の最新情報でした。




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