チェコ・フィル伝統の音色を故郷に!伝説のトランペット奏者ミロスラフ・ケイマル氏 日本公演・秋田&東京(2019/4/27、2019/4/29)

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チェコ・フィルの伝説的トランペット奏者、ミロスラフ・ケイマル氏が来日し秋田と東京で公演を行う。

以下、プレスリリースより。


【愛するチェコで尊敬する師と出会った私】 初めまして。秋田県美郷町在住のトランペット奏者・扇田泰子です。 2003年~2014年、11年間チェコに居住し、プラハ音楽院、プラハ芸術アカデミーでトランペットを学びながらフリーランス奏者として活動していました。 子どものころからブラスバンドでトランペットを演奏していた私は、高校2年生の時に突然「音楽を専門に学びたい!」と強く思うようになりました。 母子家庭で経済的に厳しい状況にあった中、今は亡き母が私に「物価が日本より安いチェコでチャレンジをしてみなさい!」と背中を押してくれました。 幸い、現地で住む場所を提供してくださった方がいらしたので、それだけを頼りに私は単身でチェコへ渡りました。 現地ではただやみくもに、知人の知人のまた知人等のつてを頼りました。そしてものすごく幸運なことに、突然たどり着いたのがチェコの伝説のトランぺッター、ミロスラフ・ケイマル氏のレッスン室(プラハ音楽院)でした。 ケイマル先生は初め、「女の子の弟子はとらない。」と断っていたようですが、同行してくださった方がお願いしてくださり、1年だけという約束で弟子入りさせていただきました。 その後、幸い1年で破門を受けることなく、8年間ケイマル先生に師事することができました。

【秋田に戻って、私が今できること】 2014年に帰国し、結婚を機に2016年より秋田県美郷町民となりました。 クラシック音楽や海外プレイヤーの演奏を聴く機会が少ない秋田。 自分がチェコで身に付けたチェコ語力と人脈を活かし、秋田とチェコを結ぶ架け橋となり新しい風を吹かせたい、と、2019年1月に「音楽事務所プリナールナ」を立ち上げ、夢であった師ミロスラフ・ケイマル氏とのコンサートを企画しました。 地元秋田にケイマル先生の素晴らしい音楽を届けたい!という一心で、準備を進めています。 また、日本の中心・東京でも沢山の人にケイマル先生の音色を聞いてほしい!と思い、併せて東京公演も企画しました。

【ミロスラフ・ケイマル 略歴】 1941年チェコ・スロバキアのクラドゥノに生まれる。21歳の時にプラハ音楽院入学、6年の課程をへたのちプラハ芸術アカデミーに進学。ここでアドルフ・シェルバウムなど、チェコの歴史的トランペット奏者に師事する。 1970年にチェコ・フィルハーモニー管弦楽団に入団。以来、首席トランペット奏者として金管パートをリードするほか、ソロ奏者やアンサンブルなど様々な形態での活動を行ってきた。 チェコを代表する指揮者、故・ノイマン氏は、交響曲3番のケイマル氏のソロを聞き、その美しさに涙したとも伝えられている。 2008年にチェコ・フィルハーモニー管弦楽団引退。その後も現役奏者として、パイプオルガンとの共演コンサートなどを頻繁に行っている。 来日経験は多数。日本のみならず世界中にファンをもつ、伝説のトランぺッターの一人といえる。
映画「ハウルの動く城」の挿入曲「星をのんだ少年」で流れるフリューゲルホルンのソロは、ケイマル氏が久石譲氏より指名を受けて来日し、レコーディングを行ったものである。

先生は今年78歳を迎えます。現役で毎日のように演奏会をこなしていますが、会ってお話をするたびに体の不調について触れることが多くなりました。 チェコから日本への旅は20時間近くかかることもあり、体への負担が心配されます。 そう考えると、今回、ケイマル先生の演奏を日本の皆さんに聞いていただくというのは、非常に大きな意味を持つことだと思います。

【コンサートの詳細】 チェコの伝説のトランぺッターとその弟子、そしてチェコで活躍していた日本人ピアニストによるコンサート ケイマル先生とのコンサートの詳細は次の通りです。

1.名称   ~ボヘミアの出会い~
「ミロスラフ・ケイマル、扇田泰子、後藤絵里 トランペット&ピアノ コンサート」

2.開催日時・場所 :
平成31年4月27日(土) 14時開演 秋田・アトリオン音楽ホール
平成31年4月29日(月・祝)14時開演 東京・トッパンホール

3.出演者:ミロスラフ・ケイマル(トランペット/フリューゲルホルン )、
扇田泰子(トランペット)、
後藤絵里(ピアノ)

4.入場料:
秋田 一般4000円 学生2000円(当日各500円増)
東京 一般5000円 学生3000円(当日各500円増)

5.曲目:
■A.ドヴォジャーク:交響曲第9番「新世界」より第2楽章 ラルゴ
■F.シューベルト:アヴェ・マリア
■A.ハチャトゥリャン:バレエ「スパルタクス」より アダージョ
■T.アルビノーニ:アダージョ
■F.マンフレディー二:2つのトランペットのための協奏曲ニ長調
■W.A.モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプスK618
■C.フランソワ,J.ルヴォー:マイ・ウェイ
■F.ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ ほか

前半はケイマル先生のソロで皆さんに耳なじみのある曲を演奏。 後半は先生と私のデュオや、私のソロも交えます。 その間には今回のピアノ伴奏者・後藤絵里さんのソロ演奏もあります! 後藤絵里さんは13年間プラハで学び・演奏活動を行い、数々のコンクールで入賞しているうえ、指導者としても何度も表彰されている素晴らしいピアニストです。 実は私たち、チェコに住んでいた間、ルームシェアをして一緒に住んでいたことがありました。もちろん何度も一緒に演奏もし、とても素晴らしい経験を共有した仲間です!

【後藤絵里 略歴】 北海道美唄市出身、札幌コンセルヴァトワール卒業。幼少から数々のコンクールで優勝を果たす。 プラハ音楽院、プラハ国立芸術アカデミーを最優秀の成績で卒業。スメタナ国際コンクールでアジア人初第1位に輝くなど、ヨーロッパで数々のコンクールに入賞。2010年ショパン国際コンクール(ワルシャワ)への出場。演奏者としてめざましくソロ活動を行うほか、チェコ国際コンクールにおいて2度指導者賞も受賞している。 帰国後、札幌コンセルヴァトワール講師を経て、現在は関東を拠点に演奏活動やピアノ指導を行っている。

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