ストーンズから学ぶリズム&ブルース~吹奏楽ファンよ、ロックを聴こう(No.12)ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)

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三度の飯よりロック好き、Wind Band Press梅本です。

このコラムでは主に洋ロックを主食とする梅本が、吹奏楽ファンや吹奏楽部の学生の皆様に「これを聴いてくれ!」と激オシしたいロックバンドやCD、曲などを紹介していきます。

特に吹奏楽ではポップスやロックの曲をアレンジした作品を演奏する機会も多いと思いますが、クラシックや吹奏楽ばかりを聴いていてはいつまでたっても「なんかポップス感がないなあ」という演奏になりかねません。

ロックやポップスを演奏する際には原曲を聴くのが一番ですが、日ごろからロックやポップス、はたまたジャズなど、様々なジャンルの音楽に触れて、色々なことを吸収し、フィーリングを自分のものにしていただければ幸いです。


さて今回はビートルズと並ぶイギリスの人気バンドにして生ける伝説「ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)」を取り上げます。

結成は1962年。デビュー当時のギタリスト、ブライアン・ジョーンズは若くして亡くなってしまいましたし、ベースのビル・ワイマンもだいぶ前に脱退してしまいましたが、これまでに一度も解散しておらず、いまでも現役バリバリのスーパー・バンドです。

僕が洋楽にハマるきっかけになったのがこのローリング・ストーンズなので、取り上げるのも恐れ多い感じなのですが、おっかなびっくりでやってみましょう。

ストーンズも時代に合わせて様々なスタイルを自分たちの音楽に取りこんでいますので、どれをオススメするか迷うのですが、今回のテーマはリズム&ブルース。

ストーンズは「ロックンロール」の代名詞的なバンドなので、ベスト盤でも何でもいいので死ぬまでに一度は聴いておけよって感じもありますが、根っこにあるのはリズム&ブルースなんですよね。

今のところの最新作は「ブルー・ロンサム」というブルース・カバー・アルバムなのですが、まあ凄まじくて、リズム&ブルースを彼らがいかに大事にしながらロックンロールしてきたのかがよくわかるアルバムとなっています。

吹奏楽で古いリズム&ブルースの作品を演奏することはあまりないかもしれませんが、ポップミュージックも流行歌的なロックも根っこまで降りて行くとそういう音楽にぶち当たるので、特にグルーヴ感を手に入れたいリズム隊やドラム担当の人は聴いておいてほしいですね。

ドラマーのチャーリー・ワッツはジャズもブルースもロックもいけるスーパー・ドラマーなのですが、彼の音を聴いておくだけでもパーカッション奏者には価値があると言えるでしょう。レギュラー・グリップから生み出される軽快なスティックさばきとグルーヴの権化のようなサウンドは衝撃的です。

あとはやはりキース・リチャーズとロン・ウッドのギター、彼らのガッガッとしたリズムの刻み方、無駄をそぎ落としたフレージングなどはリズム隊以外の全パートにとっても学ぶものがあります。(もちろん指揮者もです)

そしてフロントマンのミック・ジャガーも有名ですよね。若い時こそ比較的ストレートな歌い方ですが(今と比較してね)、歳を重ねるごとに色気が強まっている感じがしますね。色気と言っても色々な色気がありますが、初期から現在までミック・ジャガーを追っていくと様々な色気の引き出しが増えることでしょう。

特にポップスで色気を求められることが多いサクソフォーン奏者はミック・ジャガーを研究されると良いと思います。

あまりにも凄いバンドなので聴けば聴くほど得られるものは多いと思います。

今回はいくつかライブ映像を紹介してみますが、スタジオ盤も聴いておくとよいでしょう。

The Rolling Stones – Brown Sugar (Live At The Fonda Theatre 2015)

The Rolling Stones – Paint It Black (Havana Moon)

The Rolling Stones – Jumpin’ Jack Flash – Sweet Summer Sun: Hyde Park Live

The Rolling Stones – Tumbling Dice – Live 1990

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