吹奏楽ファンよ、ロックを聴こう(No.10)どうしてもロックは苦手・・・でもボーカルがフルート吹いてたらどう?ジェスロ・タル(Jethro Tull)

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三度の飯よりロック好き、Wind Band Press梅本です。

このコラムでは主に洋ロックを主食とする梅本が、吹奏楽ファンや吹奏楽部の学生の皆様に「これを聴いてくれ!」と激オシしたいロックバンドやCD、曲などを紹介していきます。

特に吹奏楽ではポップスやロックの曲をアレンジした作品を演奏する機会も多いと思いますが、クラシックや吹奏楽ばかりを聴いていてはいつまでたっても「なんかポップス感がないなあ」という演奏になりかねません。

ロックやポップスを演奏する際には原曲を聴くのが一番ですが、日ごろからロックやポップス、はたまたジャズなど、様々なジャンルの音楽に触れて、色々なことを吸収し、フィーリングを自分のものにしていただければ幸いです。


さて今回はイギリスのバンド「ジェスロ・タル(Jethro Tull)」を取り上げます。

これまでいくつかのロックバンドを取り上げてきましたが、「やっぱりロックはなあ・・・」と言う方も多いかもしれません。洋楽ですしね。

そこで今日は少し趣向を変えて、ちょっと変わり物バンドを紹介します。

今回ご紹介するバンド、ジェスロ・タルは1960年代から活動していたバンドで、原初のハードロックともいうようなサウンド、当時の多くのバンドがルーツとして持っていたリズム&ブルースの影響など、時代と共にスタイルを変えつつも独自のスタンスを貫いてきたバンドです。

特に他のバンドと違うのは、ボーカルのイアン・アンダーソンがフルートを吹くことでしょうね、やっぱりそうでしょうジェスロ・タルはね。

ロックにフルート。アルバムではバッハのカバーもしています。少し親近感持てますでしょうか。

ロック怖い、と言う人はイアン・アンダーソンのフルートからロックの世界に入っていっても面白いかもしれません。

いくつか公式動画がありましたが、フルートを吹くのは曲の後半です。

かなり効果的に使われていて、「フルートめっちゃかっこええやんけ!」となること間違いなし。

なるべく飛ばさずにじっくりと聴いてみて下さい。

ちなみになぜフルートなのか、という逸話がまた面白くて、元々ギターボーカルだったイアン・アンダーソンですが、プロデューサーはギタリストにスポットを当てたくて、彼からギターを取り上げてしまったそうです。そこで、そんなの嫌じゃん、スポットライトを自分にあてさせたいじゃん、俺も違う楽器を持とう!と考えたイアンは、楽器屋さんに行って「バイオリンとフルートはどっちが簡単なのか」と聞いたんだそうです。「フルートかな」と返した楽器屋さん。じゃあフルート。ということで世にも珍しいバンドが生まれた、ということらしいです。

どこまで本当の話か、それは本人たちにしか分かりませんが、面白いですよね。

フルートを振り回しながら歌うボーカリスト。ご照覧あれ。

▼Locomotive Breath (Rockpop In Concert 10.7.1982)

▼Sweet Dream (Rockpop In Concert 10.7.1982)

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