【託児サービスあり】彩の国さいたま芸術劇場シリーズ企画「次代へ伝えたい名曲」 第12回 工藤重典 フルート・リサイタル(2017/12/17:彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール)

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彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホールにて、彩の国さいたま芸術劇場シリーズ企画「次代へ伝えたい名曲」 第12回 工藤重典 フルート・リサイタルが開催される。

公演詳細は以下の通り。


▼ホールコメント

現代日本を代表するベテランの実力派音楽家が、これまでの音楽人生を振り返り、次の世代に向けての思いを込めて編んだプログラムで臨むリサイタル・シリーズ、それが「次代へ伝えたい名曲」です。

第12回目に迎えるのは、国際的に高い評価を得ている世界屈指のフルーティスト工藤重典です。美しい音色と卓越した技術で絶大な人気を誇っており、演奏家として第一線で活躍するかたわら、パリ・エコール・ノルマル音楽院ほか世界各地で指導にもあたり、多くの優秀なフルーティストを輩出しています。

今回、彼が厳選した「名曲」プログラムには、明るく透明感に満ち溢れたベートーヴェン《ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調》フルート編曲版や、工藤のために書かれた委嘱作品ダマーズ《ペイザージュ》、数あるヴァイオリン・ソナタの中で最高傑作ともいわれるフランク《ソナタ イ長調》といった、聴き応え抜群の作品が揃いました。極上の音色で彩られる名曲の調べをたっぷりとご堪能ください。

▼工藤重典氏メッセージ

今回のプログラムは、あえて大作を並べました。普段フルートのコンサートでベートーヴェンやフランクという作曲家はあまり登場しないかもしれません。それは19世紀から20世紀にかけてフルーティストの手により、聞きやすく、楽しい小品が多く作られたからです。しかし、バロック期におけるフルートの役割は違い、J.S. バッハの《管弦楽組曲第2番》や《ブランデンブルク協奏曲》、またテレマンの《フルートと弦楽合奏のための組曲》など長大で内容の濃いものが多いのです。その他にヴィヴァルディ、C.P.E.バッハ、クヴァンツ、ドゥヴィエンヌ、そしてモーツァルトの手によって素晴らしいフルートの作品が生まれています。

今日、フルートという楽器がポピュラーになったのも、実を言えば歴史の仕業だと思っています。しかし近年、フルートで演奏される大作が減ってきたことも否めません。フルートは、よりポピュラーに、より楽しく、より簡単に演奏できる楽器としてのアイデンティティを得られ、多くのファンを作りました。今回のコンサートではフルートで演奏できる大作をお楽しみいただきたいと思います。

日時:2017年12月17日(日) 15:00開演

会場:彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール

出演:
工藤重典(フルート)
長崎麻里香(ピアノ)

曲目:

ベートーヴェン(ドゥルーエ編曲):ソナタ ト長調 作品30-3

ダマーズ:ペイザージュ~フルートとピアノのための9つの小品

フランク:ソナタ イ長調

主催:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団

託児サービス:
2歳以上の未就学児に対して託児のご予約を承ります。
(本公演への未就学児の入場はご遠慮いただいております)

【お申し込み先】
株式会社コマーム
048-256-1666(土・日・祝を除く9:00~18:00)
※お子さま1人につき1,000円の負担金をいただきます。
※公演1週間前までにお申し込みください。
※定員になり次第、締め切らせていただきます。

 

チケット:
正面席:4,000円
バルコニー席:3,000円
U-25(バルコニー席):1,500円

 

【チケット取扱い】

■SAFチケットセンター
・電話 0570-064-939(彩の国さいたま芸術劇場休館日を除く10:00~19:00)
※一部携帯電話、PHS、IP電話からは、ご利用いただけません。
・SAFチケットオンライン
ご購入はこちら
※初めてご利用になる方は利用登録(無料)が必要です。

■窓口
・彩の国さいたま芸術劇場(休館日を除く10:00~19:00) アクセス

■プレイガイド
・イープラス
・チケットぴあ

【お問い合わせ先】
SAFチケットセンター 0570-064-939(彩の国さいたま芸術劇場休館日を除く10:00~19:00)
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工藤重典(くどう・しげのり)/フルート

札幌生まれ。1979年にパリ国立高等音楽院のJ.P.ランパル氏のクラスを一等賞で卒業。パリ国際フルートコンクール、ラ・ロッシェル現代音楽コンクール、ミュンヘン国際コンクール、ランパル国際フルートコンクールなどに入賞。

これまでにザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、ウィーン室内管弦楽団、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、NHK交響楽団など国内外の主要オーケストラと共演している。また、J.P.ランパル、ロストロポーヴィッチ、パスキエトリオ、ウィーン弦楽四重奏団、C.ボリング、V.D.ロスアンヘレス、J.ノーマンなどのソリスト達と共演も多い。リサイタルやマスタークラスを40ヶ国、180以上の都市で開催。

また、CDやレコードは、これまでに60枚以上リリースしている。

20年以上に渡り小澤征爾指揮/サイトウ・キネン・オーケストラの首席フルーティストを務め、パリ・エコール・ノルマル、東京音楽大学、エリザベト音楽大学、昭和音楽大学、大阪音楽大学にて後進の指導にもあたっている。

現在、水戸室内管弦楽団首席奏者を務めている。

2015年は、フルートを演奏し始めて50年目の記念プロジェクトを各地にて展開し成功をおさめた。

文化庁芸術作品賞、村松賞、フランス国大統領賞、京都芸術祭特別賞を受賞。




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