吹奏楽ファンよ、ロックを聴こう(No.5)メガデス(Megadeth)

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三度の飯よりロック好き、Wind Band Press梅本です。

このコラムでは主に洋ロックを主食とする梅本が、吹奏楽ファンや吹奏楽部の学生の皆様に「これを聴いてくれ!」と激オシしたいロックバンドやCD、曲などを紹介していきます。

特に吹奏楽ではポップスやロックの曲をアレンジした作品を演奏する機会も多いと思いますが、クラシックや吹奏楽ばかりを聴いていてはいつまでたっても「なんかポップス感がないなあ」という演奏になりかねません。

ロックやポップスを演奏する際には原曲を聴くのが一番ですが、日ごろからロックやポップス、はたまたジャズなど、様々なジャンルの音楽に触れて、色々なことを吸収し、フィーリングを自分のものにしていただければ幸いです。


さて今回はアメリカのスラッシュ・メタル・バンド「メガデス(Megadeth)」を取り上げます。

ご存知の方は、「えっまだ第5回なのにもうメガデスをすすめるのか!?早い、早いぞ!」

と思われるかもしれませんが、ちょっと間も空いたし、メガデスつっても色々ありますしね。

さてそんなメガデス。「メタリカ」「スレイヤー」「アンスラックス」と並ぶスラッシュ四天王だとかBIG4だとか呼ばれています。

リーダーはギター・ボーカルのデイヴ・ムステイン。

かつては、日本のお茶の間でもおなじみ、マーティー・フリードマンが在籍していたことでも知られますが、それはさておきデイヴ・ムステインが凄いんです。元々はメタリカのメンバーでしたが、アルコールとか暴力沙汰とかの問題でメタリカを解雇され、「コンニャロー」って作ったのがメガデス(だと言われています)。

スラッシュメタルの代名詞でもあるブリッジミュートを使った高速リフはデイヴが考えた(と本人が言っていたらしいというのをどこかで読んだ)らしいです。デイヴ・ムステインなくしてメタリカもメガデスもなくスラッシュ・メタルの隆盛もなかったのではないかと思います。

メンバーチェンジがメチャメチャ多いですが、ベースだけは結成時からデイヴィッド・エレフソンで固定されていて、信頼関係をうかがい知ることが出来ます。(それだけエレフソンも凄いという話)

さてそんな裏ストーリーがメチャ面白いメガデスなんですが、ノミネートされること10回以上、遂に2017年度にはグラミー賞を受賞しました。

オールド・ファンからすると「あのメガデスがグラミー賞!?」と驚きを隠せませんが、良い作品作ってますからね。当然です。

今回のオススメポイントは、「ゆがみのあるサウンドながら知的で複雑な曲展開、それでいてしっかりと聴けるクリアなアレンジ」このあたりですかね。

吹奏楽でも全体の音がゴチャってなるところはあると思うのですが、例えば複雑な作品であってもそうでなくても、クリアに聴かせるテクニックは持っておいた方が良いですわね。

今日は、まだメガデスが尖がっていた頃の名盤1990年の「ラスト・イン・ピース」より「ハンガー18」(この時のギターはデイヴに加えてマーティー・フリードマン)、そしてスラッシュ・メタル愛好家以外にもファン層を一気に拡大した1997年の「クリプティック・ライティングス」より「トラスト」、そして最新作2016年の「ディストピア」よりグラミー賞を受賞した「ディストピア」をお聴きください。

▼Hangar 18(オープニングの謎の寸劇が長いですけどこれがPVです)

▼Trust

▼Dystopia

ついでに・・・デイヴがSan Diego Symphonyと共演した面白い動画も。

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