吹奏楽ファンよ、ロックを聴こう(No.2)ニルヴァーナ(Nirvana)

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三度の飯よりロック好き、Wind Band Press梅本です。

このコラムでは主に洋ロックを主食とする梅本が、吹奏楽ファンや吹奏楽部の学生の皆様に「これを聴いてくれ!」と激オシしたいロックバンドやCD、曲などを紹介していきます。

特に吹奏楽ではポップスやロックの曲をアレンジした作品を演奏する機会も多いと思いますが、クラシックや吹奏楽ばかりを聴いていてはいつまでたっても「なんかポップス感がないなあ」という演奏になりかねません。

ロックやポップスを演奏する際には原曲を聴くのが一番ですが、日ごろからロックやポップス、はたまたジャズなど、様々なジャンルの音楽に触れて、色々なことを吸収し、フィーリングを自分のものにしていただければ幸いです。

さて今回は「ニルヴァーナ(Nirvana)」を取り上げます。

ニルヴァーナはアメリカ・シアトルのバンドで、90年代前半の「グランジムーヴメント」の代表格ですね。

ニルヴァーナ、パール・ジャム、サウンドガーデン、アリス・イン・チェインズが俗にグランジ四天王とか呼ばれているそうです。(このうちオリジナルのフロントマンが生きているのは現在パール・ジャムだけというのが悲しいですが)

凄まじいカリスマ性を持つソングライターでギター・ボーカルのカート・コバーン、彼の友人だったクリス・ノヴォゼリック(ベース)、そしてドラマーはコロコロ変わったみたいですが大成功をおさめたメジャーデビューアルバム「ネヴァーマインド(Nevermind)」の頃にはデイヴ・グロール。

後にギターにパット・スメアがツアーメンバーとして加入して4人組になりますが、基本は上記の3人がニルヴァーナとして認知されていることが多いのではないでしょうか。

大成功をおさめた彼らですが、1994年にカート・コバーンが自殺し、解散となります。

短い間に数枚のアルバム(すべてが傑作!)を残し、あっという間に時代を駆け抜けていったバンドです。

解散後にデイヴ・グロールは「フー・ファイターズ」を結成。これもまた今やアメリカを代表するバンドになっています。(ちなみにフー・ファイターズには現在パット・スメアも参加しています)

「フー・ファイターズ」についてはまた後日取り上げる予定です。

さて話を戻してニルヴァーナ。

クラシック・吹奏楽ファンに聴いてほしい、感じてほしいポイントは前回のセックス・ピストルズと同じで、表現の初期衝動的なところですね。

「聴けー!うおー!」っていう感じ。

ただカート・コバーンの場合はもう少し繊細で、Aメロでボソボソっと歌ったと思いきやサビで絶唱するような感じが特徴的。

さすがにピストルズから20年後の世界なのでより細かな表現欲求が見てとれます。

この遺伝子はデイヴ・グロールにも受け継がれていくわけですが、それはまた今度。

それまではハードロックやヘヴィーメタルが流行の最先端だったわけですが、そこにパンク上がりなパワーコードでガツンと鳴らすニルヴァーナが登場し、世界的な成功をおさめたことで、またロックシーンの流れが変わっていったのです。

聴いていただきたいのは「ネヴァーマインド」収録、この1曲で世界を塗り替えたといっても過言ではない「Smells Like Teen Spirit」 、そしてセカンドアルバムから「Heart-Shaped Box」、MTVアンプラグド・ライヴからデヴィッド・ボウイのカバー「世界を売った男」。

命を削って表現したカート・コバーンの魂の歌をお聴きいただきたいと思います。

▼Smells Like Teen Spirit

▼Heart-Shaped Box

▼世界を売った男

上記3曲も収録のベスト盤の日本盤をご紹介しておきます。

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