ピート・スウェルツは最近何をしているのか?近況まとめ

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吹奏楽作品では「シリム」「マルテニッツァ」「ウィングス」などで知られたベルギーの作曲家、ピート・スウェルツ氏。

最近は吹奏楽の世界でとんと名前を聴かないので、やきもきしていたファンの方も多いのでは・・・

というわけで近況をたずねてみたのですが、ここ10年くらいは管弦楽や室内楽の委嘱がほとんどで、主に管弦楽の分野で活動しているそうです。

次回の初演作品も「A Symphony of Trees」という、ソリスト、児童合唱団、合唱団、オルガンと管弦楽のための大きな作品で、演奏は2017年9月15-16日。

演奏メンバー詳細は、スウェルツ氏から頂いた情報だと、

ソプラノ:Lee Bisset
テノール:Thomas Blondelle
管弦楽:Symphony Orchestra of Flanders
指揮者:David Angus

とのこと。

この作品はベルギーのイープル(Ypres)という都市から、第1次世界大戦中の「第3次イープルの戦い(パッシェンデールの戦い)」と、ベンジャミン・ブリテンがイープルの聖堂で作曲者自身の指揮で「戦争レクイエム」のヨーロッパ初演を行ってから50周年になるのを記念して委嘱された。
この次の委嘱作品もまた管弦楽になるとのことで、それについては名だたる指揮者が音楽監督を務めてきた名門ベルギー国立管弦楽団(!)が初演を行うとのこと。指揮者はヒュー・ウルフ。

とはいっても「吹奏楽は!どうなんだ!」というファンの方に少し情報を。

昔の作品はほとんどデ・ハスケから出版されていますが、ほかにもスウェルツ自身の出版社「Zodiac Editions」から、

・Festive Overture(2012)

・Dream Lake(2010)

・Antifona(2008)

といった作品が出版されています。

スウェルツのサイトの吹奏楽作品のページでスコアを見ることが出来ます。
他には最近はサクソフォーンのための作品も書いています。(スウェルツ氏のサクソフォーンのための作品といえば「ウズメの踊り」が有名ですね)

「Hat City Sonata」(2012)はアルト・サクソフォーンとピアノのためのソナタで、Dan Goble(Sax.) と Russell Hirshfield(Pf.)のために作曲された作品。録音はされたようですがまだCDは出ていないとのことです。

2015年にケネス・チェのために作曲されたアルト・サクソフォーンとピアノのための「Paganini Capriccio」は動画がありますのでお聴きください。

「Black Paintings」(2015)はサクソフォーン・カルテットのLa Ventus Quartetのために作曲された作品。

最新のサクソフォーンのための作品は2016年の「Quite a ride」で、アルト・サクソフォーンとピアノのためのアンコール用の小品です。

これらはいずれも「Zodiac Editions」から出版されています。

こちらのページからスコアを見られるものもあります。
またスウェルツ氏は「いつでも客演指揮者・ピアニスト・審査員としての仕事を受けますよ」と言っているので、日本の皆様、いかがでしょうか。

以上、ピート・スウェルツ氏の近況まとめでした。

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