気品ある温かな響き。大阪フィル首席奏者が贈る、ソロステージ!東京オペラシティの人気シリーズ「B→C バッハからコンテンポラリーへ」 に篠崎 孝(トランペット)が登場(9/20)

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「実力ある若い日本人アーティストにリサイタルのチャンス(場)を作りたい」「バッハ(B)とコンテンポラリー(C)の作品を必ず入れた上で、出演者それぞれがプログラムを組む」というコンセプトのもと、1998年から始まった東京オペラシティの人気シリーズ「B→C バッハからコンテンポラリーへ」。

2016年9 月のB→C に登場するのは、篠崎孝。

2008 年、洗足学園音楽大学4 年時に大阪フィルハーモニー交響楽団首席奏者のポストを射止め、大学卒業と同時に入団。現在も同楽団首席奏者を務める、トランペット奏者です。

これまで津堅直弘、栃本浩規、高橋敦、杉本正毅の各氏にトランペットを、秋山鴻市氏に室内楽を学びました。

大阪フィルに入ってからも、もっともっと上手くなりたいという気持ちからコンクールにも挑み続け、2012 年第81 回日本音楽コンクールトランペット部門で第1 位とE.ナカミチ賞を受賞。

演奏活動のみならず、母校の洗足学園音楽大学をはじめ、徳島文理大学、大阪音楽大学では後進の指導にもあたり、さらに学生時代から現在に至るまでソロ演奏の場を積極的に作るなど、忙しいオーケストラ活動を軸にしながらも、幅広い視野をもってキャリアを重ねています。

そんな彼が常に求めているのは「温かい、音楽的な音色」だそう。華やかに大きく響き渡る音色もトランペットならではの魅力ですが、確かに彼の奏でる音色は気品と温かさを感じます。ほぼ全てが初挑戦だと語る、B→C の演奏曲との相性も楽しみです!

「学生の頃から、憧れだったB→C の舞台。ほぼ全てが初挑戦のプログラムです。(篠崎)」

「凱旋行進曲」とも呼ばれ、単独で演奏されることも多いシャルパンティエ《テ・デウム》から「前奏曲」。まさにトランペットならではの魅力がつまった名曲でリサイタルは始まります。

続くJ.S.バッハ《オーボエ・ダモーレ協奏曲》BWV1055R は「D 管トランペットでこの曲を演奏したら素敵だな」と思いついたのが始まりだったそう。

そして「B→C に出演が決まったら、真っ先にお願いしようと思っていた」のが、師でもあるマルセル・ケンツビッチこと津堅直弘への新作委嘱。

そして今回は新作委嘱がもうひとつ、1991 年生まれ、東京藝大作曲科卒の柳川瑞季。

以前作曲してもらった、トランペット、トロンボーン、ピアノのための柳川作品がとても素敵だったそうで、今回はトランペットとピアノによる新作をお聴き頂きます。

マーク・アンドレ《iv 6b》は、2011 年のミュンヘン国際コンクール・セミファイナルの課題曲として作曲されたもの。

「ハーマンミュートのワウワウの高度な使用、音にできない指使いでの演奏、タンギングだけの表現など、ある種、訳のわからない世界に迷い込むような混沌とした音楽で、その後に続くシュテルツェル/J.S.バッハ《御身がともにあれば》の美しいアリアとのコントラストも際立つのではないか・・・」とのこと。

最後は、金管楽器のための作品も多いイウェイゼンの《トランペット、ヴァイオリン、ピアノのための三重奏曲》。

「学生の頃からよく聴いていたお気に入りの曲で、以前から演奏したいと考えていました。ヴァイオリンと演奏できるということは、とても刺激的です」。

共演は、小松祥子(ピアノ)と、広島交響楽団コンサートマスターの佐久間聡一(ヴァイオリン)です。

 

日時:2016 年9 ⽉20 ⽇(⽕)19:00 開演

会場:東京オペラシティ リサイタルホール

[曲目]

シャルパンティエ:《テ・デウム》ニ長調から「前奏曲」

J.S.バッハ:オーボエ・ダモーレ協奏曲 イ長調 BWV1055R

ケンツビッチ:新作(2016、篠崎孝委嘱作品、世界初演)

柳川瑞季:新作(2016、篠崎孝委嘱作品、世界初演)

マーク・アンドレ:iv 6b(2010)

シュテルツェル/J.S.バッハ:御身がともにあるならば BWV508

イウェイゼン:トランペット、ヴァイオリン、ピアノのための三重奏曲(1992)

 

チケット料金:¥3,000 (全自由席・税込)

お問い合わせ先:東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999




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