「根性で練習は進むのか?」有吉尚子の【耳を良くする管楽器レッスン法】~ソルフェージュ×アレクサンダー・テクニーク~

この記事を読むのに必要な時間は約 2 分 32 秒です。

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練習の雰囲気が緩んできたようなとき、
「根性を入れろ!」なんてあおる指導が
今でもときたま見られます。

そんな煽り方をしてもあまり意味はなくて、
何が原因でだれた雰囲気になっているかによって対処方法は変わります。

長時間続いているのなら休憩を入れる
必要があるでしょうし、

本番までに時間ありすぎて真剣には
まだ向き合えないのかもしれないし、

前日運動会だったから疲れて
いるのかもしれません。

根本的な原因を解決せずに元気を
出させようとしてもムダですね。

集中力を発揮するためには
休息と栄養が足りていなければなりません。

そしてそれ以外にも大事な要素として
演奏する意味が自分にとって明確であることも必要です。

「同じところをもう一回!」
「根性を入れ直して最初から!」

なんて指示されても本人が何のために
何をやるのかわかっていなければ

ただの反復で出来ないことと
何だかわからないけど上手くはいってないらしい
という認識を定着させてしまうだけです。

何のために繰り返すのか
先生も生徒もお互いにわかっていれば
いちいち説明する必要はないかもしれません。

でも、わかってるはずだと過信して
わかってないと言えない状況を作り出してしまっていたら要注意です。

とにかく反応してる振りをするのが習慣になってしまって
つい

「わかったか!」
「はい!」

「わからないか!」
「はい!」

なんてやり取りだって笑い事じゃなく起きていることがあります。

レッスンはコミュニケーションです。

認識が共有できていないことを勢いでカバーしようとしても
お互いに疲れるだけで遠回り。

それよりやることを明確にして
それが可能な状況を整える方が、

ずっと早く効率的に
練習を進めることができますね。

ピンときたら取り入れてみてくださいね!

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※この記事の著作権は有吉尚子氏に帰属します。


有吉尚子氏プロフィール

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栃木県日光市出身。
都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。
クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。

ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。

受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。
及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。

2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。
2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。

オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。
また、音楽講師のためのソルフェージュや音楽理論、演奏するときの効率的な身体の使い方などレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。

ボディチャンス認定ボディシンキング(身体の構造と機能指導資格)コーチ。
アレクサンダー・テクニーク教師。

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